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第1夜-7
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しばらくして、奏太はソファに座ったまま居眠りを始めた。
かくっ、かくっと首が落ちる。
「おい奏太大丈夫か?」
「ん。ちょっと眠い。寝る」
とうとう横になって眠ってしまった。
「おいおい寝てる場合じゃないだろー」
肩を揺すっても、
「眠いんだよ……」
の返事だけ。
「悪戯しちゃうぞー」
と胸をつっついてみるが、
「やめろよ……」
と力なく押し退けられる。
しばらく横で眺めていると、本格的に寝息を立てて寝始めた。
「あーあ。俺も寝ちゃおうかな」
晴臣もベッドに横になって目を閉じた。
しかし、横の存在が気になって眠るどころではない。
さっき乳房に触れたときの感覚が手のひらに蘇ってきて悶々とする。
「おーい奏太ー」
返事はない。
こちら側を向いた寝顔は白く、黒の癖っ毛に縁取られている。
片手は力なく床に落ちて、完全に眠っている。
Tシャツの胸ははち切れそうに押し上げられて、先端がぽつんと尖っているのがわかる。
我慢できなくなった晴臣は再び奏太の足元へ。
「怒るかなぁ……嫌だったら言えよー……」
「ん……」
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