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第3夜-7*
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「疲れたか?奏太」
晴臣が体を抱いたまま優しく頭を撫でる。
「晴臣さぁん、交代するぅ?」
「おう、ちょっと待ってな」
奏太の頬に口づけると晴臣は奏太の背後から抜け出た。
「かなたぁ」
遥が奏太に抱きつく。
髪がさらさらと乳房をくすぐる。
「はるか」
「奏太、大好き」
遥は奏太と唇を重ねた。
「そんなの見せつけられたら、嫉妬しちゃうな」
晴臣が独りごちる。
「奏太お前、ここがいいんだろ?」
遥と反対側の耳許に囁きかけながら、手を伸ばして奏太の蕾をむき出しにした。
「ん、ぁ」
びくんと腰が踊る。
そのまま指ではさんで優しく擦るように刺激する。
「い、ぃ、ゃ、めろ、」
「声が震えてるぜ?」
耳の形をなぞるように舌が這い、体の芯に再び火が点る。
蜜壺から蜜が溢れだす。
「あーあー、こんなに濡らしちゃって」
滑りがよくなったせいで、刺激が強くなる。
ひく、ひく、と跳ねる腰ごと、今度は晴臣が両足を押さえつけた。
女陰に性器をすり付ける。
「ほら、ここ」
奏太の目を見つめたまま、一部をくりくりと愛撫する。
奏太は自分の眉根が寄るのを感じた。
唇を噛んで嬌声を堪える。
「いい顔するじゃん?堪んないねえ」
男性器全体を擦り付けたかと思うと、一気に挿入した。
遥で馴れたおかげで、今度は痛みはない。
「休憩はなしだぜ?」
休む間なく攻め立てられる。
奏太の喉が悲鳴をあげる。
一気に上り詰めていき、達する寸前で、つと晴臣が離れた。
「ぁ、」
「どうした?」
奏太の下の口が物欲しげにひくついているのを見て晴臣が意地悪く笑う。
「かなたぁ、何か欲しいの?」
耳許で遥が吹き込む。
「馬、鹿野郎」
「そういうこと言っちゃだぁめ」
遥が指で乳房をつねる。
「ほ、しい」
「ん?」
晴臣が奏太の陰部を手のひらで円を描くように揉む。
蕾が肉に擦れて頭がおかしくなりそうになる。
「欲しい」
「何を?」
「晴臣の…………が欲しい」
聞いた晴臣がにやりと笑った。
「それじゃ、くれてやるよ」
言うなり勢いよく腰を打ち付ける。
今度こそ離すかと、奏太もいつの間にか咥え込むように締め付けていた。
達するまでにはそう時間はかからなかった。
快楽から抜けきらず、いまだ痙攣を繰り返す奏太の腹に、遥が口づける。
「かなたぁ、僕もう一回したいな」
「俺だってこの一回じゃ足らねーぞ」
二人の声を聞きながら、奏太はふっと気が遠くなっていった。
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