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二次創作相棒〔もちろんフィクション、オリジナルエピソードです〕
エルクレール
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終電なくなっちゃったー
いつもの調子で美和子がはい込んできた。
またかよー
平気で入れる亀山薫。
どちらもどうかしてる。
ここは男子寮だぞ。
しかも美和子は大手新聞社内定してる。
バレたらどうするんだ。
人生は。
将来は。
美和子は母みたいな女なのか?
“罰した”方がいいのかもしれない…
決意しかけたとき。
美和子が俺を振り向いた。
そうだ浅倉君。
これ。
司法試験合格お祝い!
!!
エルクレールの万年筆だった。
俺にはー?
ダーメ。
たかが平刑事になるやつに、エルクレールはあげませええん!
亀山を指さす。
職業差別ーーーー
そうだ
美和子はこんなやつで。
きれいだけどこんなやつで。
酒蔵の御曹司の亀山より飲める底なしで…
笑いがこみ上げて
俺の殺意はそこで終わった。
ありがとう。
大事にするよ。
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