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「どうしたの?なんか…」
「……っ…何でもない!絆創膏どこにある?」
「そっちの引き出しの中だけど…」
僕が指差すとそちらに向かい、引き出しを開けて、絆創膏を見つけ出すと僕に渡してきた。
「貼って」
「うん。でもちょっと待って」
絆創膏の入っていた引き出しから消毒液も取り、壱椰の手を取り、消毒してから絆創膏を貼り付ける。
どうしたんだろう…
貼り終わり手を離そうとしたら、きゅっと指先を握られた。
「…なぁ、慧都」
「ん?」
「俺がしたくなったらするんだよな?」
「…え? したく、なったの…?」
僕の問いかけに言葉を発しない代わりに、こくりと頷いた。
「…早く」
グラスを片付け終わって、手を拭いているとそんな言葉を投げかけてきて、意味が分からない。
どういうこと?
これじゃあまるで…
いや、あり得ない。
こんなこと考えるなんて馬鹿げてる。
そして壱椰は僕の腕を引いて、寝室へと入って行く。
「慧都、早く…」
意味は分からない。
でも、僕には何故かなんて考えるほど、理性は残っていなくて、好きな相手から誘われててそんなこと考えられる訳がない。
「途中でやめないからね?」
「んぅ…っ」
壱椰が返事をする前に、唇を重ね、段々深くしていく。
鼻から抜けるような声が僕の耳に届けば、更に深くしていき、壱椰の口の中を犯していく。
そして服の上から触れると、そこは既に熱くなっていて、ズボンを脱がすと下着が濡れていた。
「壱椰、キスだけで気持ち良くなっちゃったの?ここもうすごいことになってるよ?」
「言う…なっ…あッ」
下着の上から擦ると上擦った声を上げた。
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