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「アンタ確か、A組の雪村忍よね?」
「え、なんで名前……」
「全クラスの人間の顔と名前くらい、1日もあれば覚えられるわよ。そんなの普通でしょ?」
いや普通じゃない。
関わりのない人間の名前なんてまず覚えないでしょ。
「もう隠す気もないから言うけど、見ての通りアタシはオネエなの。もし、このことを誰かに言ったら殺すから♡」
「ヒッ」
ニッコリと笑う坂上くん。
でも目が笑ってない。
めっちゃ怖い。
「でもそうね……。素で話せる人間って必要よね。よし、アンタのこと特別にアタシの友達にしてあげるわ、忍ちゃん」
「し、忍ちゃん!?」
「なによ、可愛くていいじゃないの。アタシのことも、楓ちゃんって呼んでね♡」
「かえで、ちゃん……」
オネエのお友達が出来ました。
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