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* Scent.4 *
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立花がいやいやと首を振っても、それを気にかける余裕もなさそうだった。
立花も同じく、早く涼風のものを後ろに受け入れたいと切望している。
小さな尖りに快感を与えられる程に、雄を誘うフェロモンが濃くなっていく。
すでに湿り気のある下着に手がかけられ、引き摺り下ろされる。
乳首を弄られただけで、立花の中心は反り返っていて愛撫に反応していることを示していた。
「……あっ! だめ……恥ずかしい、から」
「恥ずかしいだけ……怖くはない?」
今にも消え入りそうな声で、うん、と呟く。
見せかけだけの問いで、恥ずかしくても怖くても、ここでやめるという理由にはならない。自分も涼風もだ。
「や、何して……いや、涼風さん……っ。やだぁ……! あっ、あぁ、あ……」
涼風の次の行為に、素直に頷いたのを覆したくなった。
両足を大きく割り開かれて、あろうことかその奥へ、涼風が舌を這わせてきたのだ。
──いや……そんな、汚いところ……。
滴を垂らしている立花の中心にも、涼風は躊躇することなく、舌を絡ませる。
アルファ達に奉仕をさせられてはいたが、その逆の経験はなかった。
娼婦の癖に舐めるのが下手だとよく詰られて、その度に喉の奥まで否応なく突っ込まれた。
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