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女に流されるままらぶほに行って。
俺は理性を失った獣のごとく腰を振った。
女が喘ぐ声が気持ちよかった。
いつの間にか女は気を失っていて、それでもなお腰は止まらなかった。
太陽が目を覚ました頃、やっと俺も目を閉じた。
起きたのはもう昼過ぎで、女はもう居なかった。
【翔太くん激しすぎ~!!でも楽しかったよ?また遊ぼーね】
そう書かれた手紙が置いてあるだけ。
やっと現実味を帯びてきた俺は心が張り裂けそうだった…。
たった1夜だけの過ちであいつを…蒼太を裏切ってしまったこと。
それが何よりも心に重くのしかかった。
「蒼太に嘘をつくのは…これで何回目なんだろうな」
そんな独り言をポツリと。
_
ふと気づくと、この部屋が女の香水でいっぱいになっていたことに気づき、シャワーで力いっぱい体を擦り、匂い消しのために換気をした。
俺だって悪魔じゃない。
香水つけて浮気したのがすぐばれるようなまま帰ったりはしない。
確かに俺は浮気をした。
だけど蒼太を泣かせるようなことはしない。
俺の浮気がバレたら蒼太は…。
結局俺は気持ちの整理がつかずにお昼頃まで部屋にいた。
そういや、昨日からなんも連絡入れてないな…。
蒼太からなんかきてたかな?
そう思い携帯を取り出す。
通知は…
ただの1件も来ていなかった。
「ははっ…蒼太は俺が昼間で帰ってこなくても心配じゃないって…?」
…俺の中で何かが弾けた気がした。
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