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陛下の思い
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「奏、大丈夫だったか?
怪我はないか」
「はい。陛下が助けてくださった
ので」
「陛下ではない。龍清と呼んでくれ」
名前を呼ぶことに慣れていないので
つい陛下と呼んでしまう。
「あの者達はそなたと会うことは
ない。また何かされた時は
私に相談しなさい」
「ありがとうございます。
そうします」
陛下が側室を女官にするという
処分を下すとは誰もか思っていなかった。
奏を陥れようとした者は皆
こうなるという見せしめの
ような行動だった。
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