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金色の瞳のチェシャ猫のお話5※
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部屋に戻った2人は、ふすまを閉めると直に抱き合ってキスをした。
「あっ、あんっ!あ、あぁっ!」
キスをしながら布団の上にチェシャを倒し、何度教えてもきこなせない浴衣がもうすでにぐしゃぐしゃに着崩れていた。天花が首筋から唇を這わせていくと、チェシャは甘い吐息を漏らす。
「はぁっ…ゆきちゃん、もっと…っ!あぁっ!」
舌先で、乳頭を捕らえて転がすと溜まらなく喉を仰け反らせた。
「ああぁっ!ゆきちゃん!」
天花の男らしい手が、足首から上へと足をなぞるともどかしそうにチェシャは腰をくねらせる。
「ゆきちゃんっ…!早くっ…早く、触ってっ!」
天花が足を撫でている手を掴んで、自らの下腹部に導き懇願するチェシャの性器を掴んだ。
「あぁんっ!ゆきちゃんっ!」
溜まらなく、甘い喘ぎ声を上げる。既に半立ちしていたチェシャの下半身は先端からキラキラした体液を漏らしていた。更に上下に動かすと、チェシャの背が弓なりにしなった。
「んんっ!んぁっ!はぁっ、ふぅっ!あんっ!」
天花はキスをしながら更に刺激してやるとチェシャは天花の首に手を回してキスを強請った。熱い舌が絡まる。
「ゆ、ゆきちゃん…っあぁんっ!」
天花は、チェシャの性器に刺激を与えながら、後孔に指を入れた。既に、チェシャの後孔は、柔らかくなっていた。まるで、その先の刺激を待ちわびているように、すんなり、天花の指を二本飲み込む。
「ゆきちゃん、足りないっ!足りない…っ!」
チェシャは首をふりながら、天花にもっとと刺激を願った。
「早いだろ」
チェシャの身体の心配をしていた天花だったが、チェシャは焦れて、天花と体勢を逆にした。
「早くないっ!だって、美雪がたらねぇもんっ」
チェシャは普段『ゆきちゃん』と呼ぶくせに切羽詰まった雄の表情をした時だけは『美雪』と呼ぶ。その名前は、ゴツゴツした武骨な男には、何とも似つかないと、散々弄られてきたが、本名なのだから、仕方が無い。それに、生まれてからずっとこんなゴツくは無かった。
「美雪の事、1日我慢したんだから、ご褒美くれたって良いだろ?」
盛りの時期の猛猫と化したチェシャを止めるもの等いない。
チェシャは、天花の身体に馬乗りなり既に起立している美雪の性器を自らの後孔に当てて、腰を落とし始めた。
「はぁっ…んぁ…っ」
腰を落とすと、徐々にチェシャの体内に天花の性器が埋まっていく。
「…くっ」
それを間近で見ている天花は、生唾を飲み込んだ。チェシャの後孔は充分にはほぐれていなかったので、天花を受け入れるには少しキツそうだった。
「…っくはぁっ…ぁああっ…んあっ!」
チェシャの表情は、眉間に皺がより辛そうでもあったが、その数倍、自分よりも大きな性器が身体の中に収まる事に多幸感を得ていた。天花の熱塊により、チェシャの体内がどんどんと、満たされていく。
最後まで、天花の性器を飲み込むと、チェシャはだらりと天花に身体を預けた。
「ゆきちゃん…」
天花の身体は、汗ばんでいたがチェシャの身体はほんのり暖かい程度だった。まだ、身体の芯からは温かくはない。
「えへへ…ゆきちゃん…」
幸せそうに微笑むチェシャは、天花に黄金色の瞳を向けた。
よく、そうやって微笑むが、天花は正直その表情が愛おしくてたまらない。
「わっ!」
身体を反転させた天花は、チェシャに言う。
「馬鹿」
「んあぁっ!」
天花が腰を動かすと、チェシャの身体に電気が走る。
「あぁあっ!だめっ!あっ!ゆきちゃっ…!んあぁっ!」
ギリギリまで、性器を抜いて挿入するのを繰り返す。チェシャの腰がビクっと跳ねる。
「あぁっ!ゆきちゃんっ!あぁんっ!あ、あっ!あん!激しっ…!」
繰り返し揺さぶると、チェシャは溜まらず性器を吐き出した。
「ぁああぁっ!」
白い喉を仰け反らせたチェシャの瞳は潤んでいた。まるで、瑪瑙のように美しく、今は夕焼けのような色をしている。
「イったのか…」
はぁと、ため息をついて動きを止めた。
「うん…でも、まだ足りない。もっとゆきちゃんでいっぱいにしないと…」
チェシャは、両手を伸ばすとその意味に気づいた、天花に唇をよせた。
「ぁん…っ」
お互いに食むようなキスを繰り返す。
「ゆきちゃん、大好き」
えへへと、また微笑んだ。その顔が可愛いと思ってしまう。天花も、チェシャに煽られて、そんなに余裕があるわけでは無かった。
「あぁっ!ゆきちゃ…んっ!あはっ!あっ、あっ!」
激しく挿入を繰り返すと、チェシャの性器が再び硬さを増す。2人の腹の上でこすられたチェシャの性器も元の硬さを取り戻したとき、チェシャの後孔に、天花が性器を吐き出した。
「はぁ…はぁ…」
一気に激しく律動を繰り返した天花は、身体の力を緩めた。
「はぁ…」
チェシャに身体を預けて脱力する。
「んあぁっ…!」
チェシャの後孔から、自らの性器をずるりと抜いて隣に身体を横たえる。
「…はぁ」
天花は、大きく息を吐き出す。
「えへへ…」
チェシャが、天花の腕の中にスッと入ってくる。濡れたチェシャの髪が、額に張り付いている。それを指先で左右に寄せて、おでこを出す。髪から甘い匂いがする。
「ゆきちゃん…大好き」
ぎゅうっと腕を身体に巻き付けてきたので、天花も溜まらずに小さな身体に自らの太い腕を絡ませ、閉じ込める。
「えへへ」
本当に幸せそうに笑う。天花は簡単に好きとか、愛しているとか安易に口に出せないタイプだ。今の時代の子らは、よくあんなに気持ちを素直に口に出来るものだと感心する程。
「…ねぇ、お風呂一緒に入る前にもう一回しても良い?」
「好きにしたら良い」
2人は、見つめ合ってキスを繰り返すうち、再び身体を重ねた。
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