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2021年6月雨の日の巻 ❸
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チェシャは、天花が着ても多少余裕のあるtシャツを着ていた。
つまり、かなりぶかぶかで、お尻がすっぽり隠れるほど丈に余裕がある。もちろん首回りはかなり余裕があり、チェシャの鎖骨が見えるほど。
tシャツの裾をまくると、ボクサータイプのパンツのみを履いたチェシャの下半身がある。天花は、その中央に触れ、そして躊躇いなく手を入れる。
「ひっ!ぁんっ!」
それに驚いたチェシャは思わず声をあげた。
「あまり声を出すな」
寝静まっている夜間とは違う。
外は豪雨が降り、かなり騒がしいが建物の中には人がいる。
天花がいつ呼ばれてもおかしくはない。
「えっ?!ゆ、ゆきちゃ…っん??」
てっきり、仕事中なのだと思っていたチェシャは、驚いて天花をみた。
「仕事中でしょ?」
小声になるチェシャに天花はいう。
「ああ」
ああ、
じゃなくて…!
とあっさり頷いたチェシャの性器を片手で弄ぶ。
「ちょっ…!ぁっ!だ、だめっ…!」
チェシャは爪先をくねらせる。肩を硬らせて悶える。
「っふ、ぁっ!…ゆ、ゆき、ちゃ…んっ!?」
チェシャの性器は徐々に硬さを増して、先端から液体が溢れる。
「聞かれるぞ」
チェシャの耳元で天花が意地悪く囁く。
「ふぁっ…!っな、ッやだっ!」
天花の肩を手で押して、なんとか突き放そうとするが力が入らない。
「ゃっ、だぁ!んっ、ひぅっ…ッ!」
チェシャの性器は、天花の大きく熱い掌で覆われていて逃げられない。
硬さを増して多少大きくなったものの、天花の片手に治ってしまう。チェシャの性器を片手で包み込み、陰茎を緩急をつけて上下に動かす。
すると堪らずに、先端の亀頭から透明な液体を漏らす。滑らかな液体をまとい、さらに動かすと、ジタバタとチェシャの足先が暴れる。
「ん、ふっ…ぁっ…」
チェシャは自らの口元を掌で覆う。
漏れそうになる息をなんとか堪えようと必死になるが、天花の手は激しくなるばかりでチェシャは何とか天花を見上げる。
「ゆきちゃ…ん、ッもぉ、やめっ…!」
この時間は外に明雪や花風がいて、天花も勤行をしている時間だ。
外は豪雨だから、檀家周りへの来訪などはないだろうし、もしも何にか急なことがあって呼び出されても、出られないだろうから、電話口の応対だけになるだろうくらいは想像ができるが、それでも住職なのだから、用があって部屋を訪ねてくる可能性がないわけではない。
その時に、こんな状況を見られたまずいのはどう考えたって当たり前だ。
昼間、人の往来がないわけではないこんな時間に、何を考えているのかと天花を睨み、小声で抗議をする。
「何考えてんのっ…!ちょ、んんっ…!」
チェシャの頬は赤く、与えられた快感に悶え潤んでいた。
力なく睨みつける今のチェシャは、天花の嗜虐心を煽っているだけに他ならない。
「だったら、もっと抵抗すれば?」
天花がニヤリと微笑んでチェシャにいうと、チェシャは琥珀色の瞳を見開いて『信じられない』という表情をしている。
珍しく常識を振りかざそうとするチェシャに良心があったのだと天花は少し感心する。
「な、何それっ…!?」
天花はチェシャの性器を掴んだまま、もう片方の手を背後に回した。
チェシャの小さな尻を通り過ぎると、チェシャの体は天花が何をしようとしているのかをわかっているようで、全身が泡立った。
「ちょっ…ぁっ!」
天花の手はチェシャの小さな尻を通り過ぎて 双丘の乾いた割れ目をかすめ、その最奥の蕾へと易々とたどり着く。
「声出したら、気付かれるぞ」
天花がチェシャを揶揄っているのがわかる。
前の性器を掴まれ、さらに後孔も捉えられては逃げ場がない。
「ぃっ、ッぁ!んくぅっ…!」
チェシャは、自らの口を自らの掌で押さえてなんとか堪えようと必死に息を飲もうとする。
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