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●●しないと出れられない部屋の巻⑹※
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チェシャの睫毛が涙に濡れていた。
そんな瞳も美しいと天花は思ってしまう。
「ゆきちゃんは、毎日お米を食べるでしょ?」
「え?…うん、まぁ…そうだな…」
主食が米なのは、当たり前のことだ。
「時々パン食べたりするでしょ?」
「…あぁ、まぁ、そりゃあ、なぁ…ないこともない、が…」
滅多にないけど。
「それと一緒」
「??」
何が?
と思ったが、チェシャが微笑む。
「ボクにとってのお米はゆきちゃんなの」
例えるものが間違っているような気もするが、チェシャは天花の胸に額をつける。
「ゆきちゃんだけなの。ボクを満たしてくれるの…」
チェシャは、そう言って顔を上げると、天花の性器を早急にしごいた。
「っ!?」
急に自覚させられて驚いた天花は、一瞬肩を震わせたものの簡単に性器は勃起する。先ほどまで、 多分に翻弄されていた唾液がまだ残っていた。
「チェシャ…?」
その起立した性器を掴んだチェシャは、自らの後孔にあてがう。
解していないのに、そんなに早急にしては…と思ったがチェシャは口元を歪める。
「言ったでしょ?犯されてたって…」
「っ…!」
天花の性器は、チェシャの後孔に埋没して行った。
チェシャは瞳を伏せて、悶絶するように眉間にシワを寄せる。
「ふっ…ぁっ…!」
目一杯広がったチェシャの後孔が、亀頭さえなんでもないように包み込む。
普段、チェシャが焦って天花の性器を強請る時よりも柔らかくほぐれていた。
「ふぁ、んんっ…ゆ、ゆきちゃ…んっ」
天花を自らの体内へ誘いその熱量に恍惚とした表情を浮かべる。
「ゆきちゃんの…」
そして自らの腹部を摩る。
「ボクの中にいるんだ」
チェシャは視線をあげた。
熱を帯びた蜂蜜色の瞳が、扇状的に見つめてくる。
「えへへ」
そして、トロンとした表情で微笑む。
「大好き」
チェシャは、天花の胸に再び額をつけた。
「…ねぇ、ゆきちゃん。後ろから犯してよ」
後背部から攻められると顔が見えないから嫌!
と言いそうなチェシャは、天花の胸に頬を摺り寄せていた。
「ゆきちゃんにされたいの」
チェシャは、手放しで快感に浸れると言う安心感を得たかった。
次に何をされるのか分からずに犯され続ける不安や、背中から加虐される可能性に身構えなければならない恐怖ではない。
手放しで安心して、快楽だけを与えてくれる天花に愛情だけを注がれたい。
「わかった」
天花は、チェシャの体をベットの上に押し倒した。
「あと今日は優しくしてね。ボク傷心なんだから」
「はいはい」
天花は、チェシャの体を繋げたまま後ろに向ける。
「え?待って待って…?」
「なんだよ?」
チェシャは、困惑していた。
「バックから犯してって言ったけど…これ寝バックじゃん」
今は、そう言うのか。と、天花は初めてその名前を知った。
チェシャがうつ伏せにベットの上に寝て、その上に天花が覆いかぶさる。
「え?…あぁ、まぁ…」
てっきり膝立ちして前のめりに手をついて激しく犯されると思っていた。
「お前他人から酷く犯されすぎて、いろいろ麻痺してるんじゃないのか?」
天花が自らの性器をチェシャの奥へグリグリと押しつける。
尻には傷なのか、痣なのか分からない痕が無数について、お世辞にも綺麗とはいえない。
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