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「美味かった。御馳走様。」
「お、お粗末様です…」
だからその微笑みはなんなんだ…やめろ…
イケメンの無駄遣いをするな俺に。
少しドキッとしてしまった自分に気がつき
疲れてるんだと改めて実感する。
「んじゃ、皿片付けたら帰るわ。」
「なんで?」
あ゛ーーー始まった。
まーたすぐなんでー?なんでー?だ。
「帰りたいから。」
「何もしないって。」
「帰る。」
「もう少しだけでいいから。」
さっきの微笑みが消えて無表情。
この顔の時はなにを考えてんのかな?
なんて少し気になってしまう。
「わ、わかったよ…」
「ん。」
なんだかなー…
結局押しに負ける…
皿を洗いながら
ぼーっと考える。
なんであの時あいつは俺で遊んでいたのか。
なんで俺?
ちょろそうだから?
嫌いだから?
でも俺の匂いが好きってあれは…なに?
つーか、なんであんなことされてこの空間に居れるんだ俺は…
わかんねぇことが増えたーーー
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