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………え?
俺…何やってんの??
さっきまでぼやーっとしていた視界が徐々に鮮明になる。
目の前…
よりももっと…もっと近くに戸惑ったように瞬きをする禅がいる。
しかも俺が禅の首に腕を回して押さえつけて…
「…っ、」
急いで口を離す。
何がなんだかわからなくて
必死に理解しようとするもそれが出来ない。
ただなんか気持ち良くて…いい匂いがして…
で、なんで俺が禅にキスしてんの…?
「なぁ。」
口を離し下を向いて硬直していた体が
おでこら辺から聞こえる
低く響くなんだか色っぽい声に反応してビクッとなってしまう。
「い、いやー………あははー…」
どうにか誤魔化そうとしてるのに
上手くいかない。
これは完全に禅が無理矢理した…とかじゃないよな…
俺からしてたよな…そうだよな…
「俺のこと、好きなのか」
「なっ、なわけあるかっ!」
「なら、今のは何?」
「い、や…な、なんのことだか…」
こんなあからさまきょどっておいて今更無かったことにしようとしてる俺…
さすがに無理がある。
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