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学校の制服が届いた日
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レオの姉、アルルがロンドンに戻って数週間後、レオが通うことになる私立中学の入学手続き書類が届いた。
提出後、ほどなくしてレオが学校で着ることになる制服(ブレザー)も届いた。
トントン拍子でレオの入学が決まっていくことに、勇はアルルの持つ人脈の力に驚いた。
「アルルさんすごいな。戸籍上既にレオはアルルさんの弟になってるし、おれは正式にレオを預かる立場になってるよ。」
「さすが姉さん! それにしても人間界の学校ってどんなところかよく分からないけど、楽しみだな~♪」
レオは数日後に通うことになる学校への不安よりも、期待の方が強いようだ。そんなレオの様子を見て、勇は少し安心した。
「レオは好奇心旺盛だな。でも学校は基本団体生活だから、人間関係とかで悩んだらすぐ相談するんだぞ。」
「うん。何かあったら、すぐ勇に話すよ! ところで、この制服試着してみていいかな。どんな感じかすごく気になるんだ。」
実は、勇自信もレオの制服姿を早く見たいと思っていた。レオになるべく下心を感ずかれないようにそれとなく促す。
「やれやれ本当に好奇心の塊のようなやつ。まぁ、サイズしっかり合ってるかどうか確かめるためにも今すぐ着た方がいい。いや、着るべきだ。」
「ど、どうしたの勇? 話してる途中急に早口になってさ。しかも息遣いなんか荒いし……。」
「い、いやその……レオの制服姿を想像したらさ、絶対かわいいと思ってつい。」
「えっ! 勇って制服フェチなところもあるんだ……。ちょっとキモいかも(笑) でも、着てみてぼく自身制服を気に入ったら、そのまま久しぶりにイチャついてもいいよ。」
レオは勇を欲情させる言葉を言い放ち、来ている部屋着をちゃっちゃと脱いで、さっそく制服に身を包んだ。
「勇どう? この赤いネクタイと、紺色のブレザーかわいくない? でも今は夏だから、学校には半袖のカッターシャツで行くけどさ。」
「レオ……本当にかわいいよ。やばい、我慢できない! ギュッとしていい?」
「うん……いいよ。勇、来て!」
勇はレオの制服姿を見ていつも以上に興奮し、すかさず抱きしめて愛撫を始める。首筋に勇の吐息がかかり、レオは思わず喘ぎ声を出す。さらに勇は、カッターシャツの上からレオの胸を指で弄り出した。
「勇……ぼく気持ちよくなってきちゃった……。」
「イケナイ子だなぁ。制服姿で誘惑しておいて、自分だけ先に気持ちよくなるなんて。まだまだこれからだからな。」
顔を赤くして、涙目になりながら快感を感じているレオの口に舌を入れ、お互いの甘い唾液を交換し合う。
クチュクチュと音をたてながら、とろけた顔で見つめう。
「レオ…レオっ、かわいいよ、本当に! 」
理性のコントロールが効かなくなった勇は、触れると嫌がるレオの下半身を撫でた。レオが部屋中に響くほどの甲高い声を出して、勇は思いとどまった。
「ごめんレオ! 興奮しすぎた……。」
しかし、レオは離そうとする勇の手首を優しく掴んで言った。
「手でならいいよ勇……。勇と正式に住めるようになって、ぼく凄く嬉しくてさ。勇もすごく喜んでくれて、本当に愛されてるんだって思った瞬間、もっともっと勇のこと好きになっちゃんだ。そんな大好きな勇の手で、ぼくのをよくしてほしい……。」
「レオ……おれなんかの手でよければ、いつでも気持ちよくしてやるよ。おれもお前のこと大好きだからな!」
下着をゆっくりずらし、硬くしたレオのかわいいやつを掴み、優しく上下に動かした。
「ふぇっ…! すごいっ……気持ち……あっああ!」
動かす手の速度を上げる度に、レオの喘ぎ声は大きくなり、顔もとろけていく。
「レオ、すごい……。Hな雫が出てきてる……。我慢しないでそろそろイッちゃってもいいぞ……!」
「うんっ!……ぼく、もう……あ…あっ!」
絶頂を迎え、レオの熱くて白い密は勢いよく飛び散った。勇はその光景に目を奪われ一瞬固まったが、放心状態のレオを直ぐに抱き抱え、浴室へ向かった。
一緒に体を洗って出た後、勇は後ろからレオの髪をタオルで拭きながら話した。
「レオ、その……痛くなかった? 力加減とか。」
「優しくしてくれたから気持ちよかったよ。制服も汚れなかったし、完璧だったよ勇。」
「そいつは良かった。レオに気に入ってもらえて嬉しいよ。」
「うん! ありがとう勇。今度はぼくもしてあげるね。」
「それは楽しみだな。久しぶりに攻めと転じるレオ……想像するだけで鼻血出そう(笑)」
「もう、勇は本当にスケベすぎだよ(笑)」
この甘々な雰囲気に2人は流され、見つめ合いキスをした。しばらく余韻に浸った後、濡れて冷えきったレオの髪をドライヤーで乾かしてあげた。
「ぼくなんだかお腹空いてきちゃったなぁ。」
「おれも空いたよ。そういやお昼食べてなかったよな。ちょっと遅めだけど、ファミレスでも行くか?」
「ううん、今日は勇がたまに作ってくれるラーメンが食べたいかも。」
レオが勇のラーメンを食べたくなるのはだいたい嬉しい気持ちの時だ。勇もそのことが分かっているので、快く作ってあげる。
勇は台所で、今が人生の中で一番幸せかもしれないと思いながら調理を始めた。
レオはラーメンができるのを待ちながら、もうすぐ通うことになる学校のパンフレットを繰り返し見ていた。
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