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依頼。
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探偵社が太宰を探し始めてから数週間がたった。
国「くそっ…!太宰お前は今どこにいるんだ!?せめて…謝ることだけでもさせてくれっ…。」
なかなか太宰を見つけることができず国木田は何もできない自分に苛立っていた。
苛立っていたのは国木田だけではない。
太宰が探偵社を抜けた時にいた探偵社員全員が自分に苛立っていた。
敦「ほんとに太宰さんはどこにいるんでしょうか…?もう会えることはないんでしょうか…。僕…あんなに太宰さんに色々して…もらった…のに…。僕が止めなかったせいで!!」
敦は今にでも泣きそうな震えた声で言った。
その言葉を聞いた敦よりも年齢が低い鏡花が敦を慰めた。
鏡「敦は悪くない。願っていればいつか会える。だから泣かないで、自分をせめないで。」
敦「鏡花ちゃん…。ありがとう…。」
敦は鏡花の言葉に少しは心が楽になった。
その時だった。
与謝野が慌ただしくとある封筒を持ってきた。
与「ポートマフィアから封筒が届いたよ!もしかしたら太宰のことが何か分かるかもしれないよ!」
その言葉に乱歩以外の社員全員がその封筒を見た。
乱歩はいつも通りラムネについているビー玉を眺めていた。
国「与謝野先生!その封筒の中身を見せてください!」
与「ああわかっているよ!…開けるけどいいかい?」
与謝野の言葉に全員こくりと頷いた。
封筒を開けてみるとポートマフィア首領、森鴎外から探偵社へ密会しないかと提案された便箋が入っていた。
それには「詳しくは○○で話そう、もちろん太宰君を連れていくよ。」と書いてあった。
探偵社員はその誘いを怪しんだが太宰に会える絶好の機会なので行くことにした。
探偵社員数名がが指定された場所に着くとポートマフィア首領、森鴎外とポートマフィア幹部、中原中也、太宰治と黒蜥蜴のメンバーがいた。
太宰は探偵社にいた時のような砂色の外套ではなく黒い外套を来ていた。
国・敦「太宰(さん)!!!!」
太「………………。」
国木田と敦は太宰が見え嬉しくなり思わず太宰の名前を読んだ。
だが太宰からはなんの返事もなかった。
太宰はただただ吸い込まれるかと思う程の黒く冷徹な瞳で探偵社員を見た。
その瞳に探偵社員は絶句した。
この空気を探偵社社長、福沢諭吉が破った。
福「ポートマフィア首領。森鴎外殿。今宵はどのようなようだ?」
森「これはこれは探偵社社長。福沢諭吉殿。今日は探偵社におりいって頼みたいことがあるんですよ。」
福沢の質問に森はニィッと不敵な笑みで答えた。
森「中也君内容を教えてあげてくれるかい?」
中「わかりました首領。探偵社てめぇらにはとある組織をつぶしてほしい。この組織にはポートマフィアのことをよく知る奴がいるからポートマフィアには分が悪い。この依頼中なら太宰をそっちに置いてもいい。正直俺は太宰を裏切った探偵社に太宰を置きたくねぇがな…。他にもポートマフィアにできることなら協力するし報酬は弾む。探偵社にとってもいい話だろ?」
中也は森の命令で探偵社に依頼内容を話した。
福沢はしばらく沈黙し、その依頼を受けた。
その場にいた国木田と敦はまた太宰と一緒に任務ができることを喜んでいた。
中也はまたこの世にたった1人の相棒の太宰が傷つけられないかを心配していた。
ーーーーーーーーーーー
えーあのー作者です…。
えと、ほんとにごめんなさい(´;Д;`)
BL要素全くなくて…。
こちらの小説はBL要素が少なめということをご理解頂きたいです…。
あの頑張って入れるつもりではいますので見捨てないでください(இдஇ; )
えーと投稿頻度も遅くてすみません…。
ネタは頭にいっぱいありますのでそれをなんとか文字に表せるよう頑張ります!
どうかこの小説をよろしくお願いしますm(._.)m
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