アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
『抑制剤』でしか抑えられない発情。大好きな恋人と平和に暮らしたいだけなのに、途中で発情して自分と戦う日々。
翔空と出会う前日も突然の発情により途中で帰ってしまっていた。
その埋め合わせで合鍵で優真の家に入って優真のために料理をしていた。
そんなことも知らず寝て二日酔いから解放された翔空は、兄貴が帰ってきたんだと思いリビングへ。
2人が顔を合わせた瞬間だった。
「……な、何で……」
翔空と目が合っただけで発情する空邪。今までに感じたことのないくらい凄いフェロモンのせいか、倒れてしまう。
一方、翔空は目の前で倒れた空邪を病院へ連れていこうとする。
しかし原因不明の体質、普通の医者に言ったところで信じてもらえるかわからない。フェロモンで兄貴の恋人が襲われるかも、と感じた翔空は以前梓が通っていた診療所へ空邪を連れていく。
そこには伊織という医者がおり、純佑や空邪、優真の友人だった。伊織に事の経緯を話し、発情が治まるまで別室で待つことに。
翔空が別室にいる頃、空邪は伊織から翔空が特別な存在、『運命の人』かもしれないと告げられ頭が真っ白になっていた。
空邪のことを心配して来ていた梓。梓の優しい声に思わず涙を流してしまい、気持ちを悟った梓も一緒に涙を流していた。
落ち着き眠りについた空邪。
自分の体質のことを今まで優真に隠していたことや、優真にはフェロモンがわからないのもあって、これからも優真に話さないことを決意する。
その頃翔空は、優真から連絡があり空邪が倒れたことを話し、後は伊織に任せて優真の家に戻ろうとする。
そんな時、空邪を心配して来ていた梓と再会。でも梓の発情を心配した純佑は、そのまま梓を連れて帰ってしまい話はできず、後ほど会うことに。
時が過ぎ普通の生活に戻ってきたある日、優真が家に帰ってこなくなる。
自分が住みつき始めたからなのかと思った翔空。翌日、突然帰ってきた優真。
「クソ兄貴!どこ行って……!?」
優真と一緒に帰ってきたのは恋人の空邪ではなく、見知らぬ女性だった。
女性のことも聞きたかったが、帰ってこない理由を知りたかった翔空はそのことで問い詰めた。でも自分も言えないだろう、ということで話をはぐらかされ聞けず。
「さーて、明日は休みだし……飲もうかな」
でもいつもと様子が違うことには気づく翔空。そして酔った優真は泣きながら言った。
「おれ……けっこんすることにした……」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 289