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過去【悠編】1.
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side悠
トラウマの原因となった人物は小学3年生の時の担任
ある日、俺は大泣きしながら学校から帰宅したらしい
らしいというのは、正直その日何が起こったのか全く覚えていないからだ
その日のことは何も覚えていないし、思い出そうとすると泣き出して、事件があった日以降はその日のことを思い出さないようにしている
その日から変わったことは…
・人に触られると嫌悪感が湧く、気分が悪くなる
・自分が怒られたり他人が怒られているのを見ると酷い時は過呼吸を起こす
・大声や騒音だけでなく小さな音でも気になる
・周りの目が気になる、見られていると緊張したり不安になったりする
他にも小さなことが大袈裟に気になるようになってしまった
4つのうち最初2つについては、自分よりも同い歳以上(同い歳も含む)、特に先輩や上司が当てはまる
女性からの叱責にも恐怖を感じるが、男性とは普通の会話すら緊張し、声や表情が強ばる
考えられる理由は、担任が男性だったから
10年近く経った今でも恐怖は根強く残っている
トラウマと共にHSPにもなってしまった
HSPは体の病気ではないが、精神的疲労がとても大きい
心の病だ
生まれつき絶対音感があったこともあり、周りの音が気になって集中できなかったり、眠ることができなかったりと生活に支障をきたすことがある
これが俺の過去と今の現状だ
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