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side悠
そうと決まればと、各人風呂に入った。
早めの夕食をとり現時刻は18時。
ソファを背に3人でテーブルを囲い床に座る。
テーブルには数種類の飲み物とおつまみが置いてある。
「なんか改めて話すことを考えると、変に緊張する」
そう、瑠依が若干顔を強ばらせながら言った。
これから瑠依が話すのは恐らく瑠依の過去の話。
高校の頃一度だけその話をきいたことがあるが、話が終わったとき瑠依だけでなく俺も涙を流していた。
「ほんとに、マジで、暗い話になるかもだかんね」
瑠依の言葉に俺と千世は頷く。
「…小学5年生の春休みの話なんだけどね…」
瑠依は訥々と過去を語りはじめた。
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