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再会
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兄貴の告白には驚いたけど
過去の経験にも驚いた。
兄貴も辛い思いしてたんだな…
両想いなんだから…か……
最近は幸せで、
俺らがどれだけ恵まれているかを
忘れかけていた。
本来なら両想いなんて
なる可能性がほんの少ししかない
同性どうしの恋。
それが、俺たちは両想いになれて
しかも世間的には受け入れられないのに
俺の両親は認めてくれた。
煉の両親はもう既に他界していて
挨拶はできないけれど…
せめて義理の両親には挨拶したいな…
煉は頑なに嫌がるんだけど。
きちんと、話さなくちゃいけないよな…
煉は俺が怒ってる理由も知らないのに
冷たくしちまったし…
それでも俺に嘘ついたこととか
黙ってる事にはまだムカついてんだけど…
煉にだってそれ相応の
理由があるんだろうし、
そんなとこも理解して受け入れなきゃ
煉の恋人でいる資格ねぇよな…
うん、そうだ。
好きなら相手の都合がどうであろうと
理解して受け入れなきゃ…
関係を壊したくないなら
自分がデカくなんなきゃな…
俺は煉とずっと一緒に居たいから
だから、どんなことでも
どんなトコでも受けいれるよ…
好きだから…
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