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何にムカついたかはあえて言わなかった。
きっと煉は自分で言ってくれるって
確信してたから。
今は信じることが出来るから。
「健...俺、そのムカつかせたの...
心当たり、ある。」
やっぱ、煉...
「俺、この前...キス、された。
健以外の男(ヒト)に。」
「うん。知ってる。」
「見てた...んだよね...」
ん?見てたこと、なんで知ってんだ...?
まぁ、いいか...
「うん...煉を試すみたいなことして...
ごめんな......」
「俺がもっと早く言えてたら、
健を傷つけることもなかった。
だから、俺の方が...ごめんね...」
「その...相手ってさ......」
「うん...俺もびっくりしたんだ。
最初は信じられなかったよ、マジで。
でも、2人が目の前に並んだら
あ、ホントなんだ...って...」
ん.........?
...2人......並ぶ...?
「双子なんだ...ってw」
そう言って煉は
ニカッと、笑ってみせた。
は......?
ふた......ご......?
「え、双子って......?」
「え...?悠介、双子の弟がいるんだよ。
あれ、え?分かってたんじゃないの?!」
いやいや......知らねーよ...。
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