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躾2
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バシッバシッ
「ハァッ…あ゛っ」
耳元で囁かれる。
「売られた先はでも躾はされると思うけどこんなもんじゃねないからね?薬漬けにさらたり、性道具にされたり、殺されたりもするかもね。ねぇ、殺されないためにはどーしたらいいと思う?」
言葉の一つ一つが耳に残る。
「…ゃ…ゃぁ…」
ぐいっ
髪を摑まれて目を合わせる。
目が反らせられない。
「従うことだよ。頭使って利口になるんだ…心なんて要らない、命令を忠実に聞いてればいい。わかるか?人形になるんだ」
「に…ん、ぎょ…?」
恐怖で自然と体が震える。
「そー、人形。命令に尽くすだけの人形。」
「ボクは…人形に…なる、の?」
「なるんだよ」
この人の言葉は心にスッと入ってくる。
言う通りにしないといけない気持ちになってるくる。
ほんとはこんなこと思いたくないのに、従わなければならない気持ちになっていく。
「混乱してる?だよねぇ、だって本心じゃないもんね。これは俺の能力、心に鎖をつけるんだ。」
トンッ…
心臓に指をさされる。
震えと同時に呼吸も苦しくなる。
「感情なんて要らないんだ…」
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