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同じ奴隷
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「今日からこいつと同じ牢屋だ、よかったな、仲間ができて」
その牢に投げ入れられる。
そこにはボクと同じくらいの歳の男の子が鎖で繋がれていた。
ガシャンッ
牢を閉め男が出て行った。
「ぅう…」
「おい、大丈夫か…?」
優しい、綺麗な声が聞こえた。
(この男の子の声か。綺麗な声だ…)
「俺の声、聞こえる?…って、あんまし聞こえてなさそうだね。薬盛られるのかな?おーい、大丈夫ー?」
男の子は心配そうな顔でこっちを見る。
何処と無く表面的な表情で人形と言われても疑わないくらいだった。
(声が…でない、も、ねむ…い)
さっきのと昨晩からのせいもありボクの疲労はとても蓄積していた。
「き…み……だ…れ…、…スゥー…スゥー」
限界だった。
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