アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6
-
こ「なーくん目、つぶって」
俺は何も言わず無言で目をつぶった
首になにか冷たいものを感じた
ネックレス?
目を開けると長めのネックレスのチェーンに鍵がついていた
な「鍵?」
こ「さとみくんの家の鍵」
え?だってこれはさとみくんの好きな人に渡すものじゃ
な「…俺もらえないよ?だって俺はさとみくんの好きな人じゃないから…」
こ「まだ分からないの?絶対みせるなって言われてたやつ見せるしかないやつ?」
なんて言いながら1週間前のファイルを開いて見せてくれた
『たまには惚気けてみようかなw
今日はなーくんが家に遊びに来てくれた
2人きりとか本当にドキドキしたwめっちゃ可愛かったんですけど!
久しぶりにお酒飲むって言って急に飲みだしたからビックリしたけど酔ってるなーくんめっちゃ可愛くて病気になりそうw
酔って寝ちゃったなーくんをベッドに連れてった時に寝言で好きって言われて俺期待しちゃうよ?
なーくん好き』
え?さとみくんが…俺を?
さ「ん?なー…くん?」
寝ているはずの大好きな人の声が俺の名前を呼んだ
な「さとみくん!?大丈夫なの?」
さ「ん、なんとか」
良かった…生きててくれた
安心したら涙が出てきた
な「グスッ…うぅ~生きててよかった」
さとみくんは黙って俺を抱きしめてくれた
チャラ
さ「これ…ころんから貰ったの?」
あ、首からさげたままだった
コクっと頷くと強く抱きしてられた
さ「じゃあ俺の気持ちも?」
な「日記みたいのころちゃんに見せられた…俺寝言で好きって言ってたの?」
さとみくんの顔がみるみる赤くなっていった
さ「ころんあれは見せるなって言ったろ」
こ「だってなーくんが僕がさとみくんのこと好きとかいうからイラッとして」
イラってw言葉選ぼ?w
さ「じゃあもう分かってると思うけどなーくん好きです」
真っ直ぐ真剣な目で見てくるさとみくんがかっこよすぎてしんどい///
さ「なーくん?」
な「お…俺も好き///」
嬉しそうに微笑む彼は優しくキスをしてくれた
あぁ好きだな
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 187