アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
秘密 青黄 黄青
-
るぅとside
いつからだったんだろうか
今ベランダで1人タバコを吸う君
タバコは嫌いだなんて言ってたのに
最初の頃は1本吸うことさえ出来てなかったのに
今となっては当たり前のように火をつける
僕がなんでタバコを吸うのか聞いても理由はないの一点張りで
でもタバコの煙が苦手な僕のことを思ってベランダで吸ってくれる優しい僕の彼氏
ころちゃんのタバコを吸ってる姿かっこよくて好きなんですよね
カラカラ
こ「るぅとくん?どうしたのそんなぼーっとして」
る「え?あぁ、大丈夫ですよw」
タバコを吸い終わってすぐはタバコ臭いからって言って近づいてきてくれない
別にタバコ嫌いなわけじゃないから大丈夫なのに
る「なんでころちゃんはタバコ吸うんですか?」
こ「だから理由なんてないってwww」
また教えてくれないみたいです
僕には教えたくないらしい
る「じゃあ僕の秘密も教えません」
こ「んぇ?るぅとくん秘密あるの!?」
る「僕だって人間ですよ?秘密くらい普通にありますよ」
今まで秘密があるなんて言ってこなかったからか
ころちゃんは戸惑っていた
こ「ぼ、僕が理由話したら秘密教えてくれるの?」
る「ふふっ教えますよ?」
そう言うところちゃんは少し悩んで口を開いた
こ「実は、、」
るぅとside
ころちゃんいわく色々なことがかさなりすぎて少し疲れちゃったらしい
そんな時くらい頼ってくれればいいのに、、
僕はころちゃんをそっと抱きしめる
る「大丈夫ですよ別にころちゃんを責めたりなんてしませんからだから、たまには甘えてください」
こ「ん、ごめんありがとう」
そう言ってしばらくの抱きしめ合っていた
こ「るぅとくん?もう大丈夫だから今度はるぅとくんの番!!」
本当は一生言うつもりなかったんだけどなぁなんて思いながらテーブルの上に置かれていたころちゃんのタバコとライターを手に取る
こ「え?るぅとくん?何してるの?」
突然の僕の行動に戸惑いを隠せないころちゃん
そんなころちゃんにニコッと笑いながら
る「僕の番、なんですよね?じゃあ少しの間黙っててください」
そう言うところちゃんは静かになった
僕は横目でそれを確認した後
ころちゃんのタバコの箱から1本出しくわえた
そして当たり前のように火をつける
煙をフゥーっと吐き
ころちゃんの方を見ると小さな声で「、、ぇ」っと言っていた
る「これが僕の秘密です」
そうこれが秘密
僕は元々タバコを吸ってた
でもころちゃんを好きになりだした辺りからころちゃんがタバコ嫌いだって知って吸わないようにしてたんです
こ「るぅとくん、タバコ吸えるの?」
る「吸えますよ?」
こ「え、じゃあなんで今まで、、」
る「ころちゃんがタバコ嫌いだって言うからですよあと、なんでそんなに顔赤いんですか?」
そう言うところちゃんは真っ赤な顔を隠しながら「うっせぇ」といってきた
る「タバコ吸ってる僕、かっこよかったですか?w」
そう聞くところちゃんはなにも言わず静かにコクっと頷いた
僕は短くなったタバコをまだ少しだけ中身が残ってる缶に入れ、ころちゃんの近くへ行く
る「たまには僕にも上をやらせてください♡」
終
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 187