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ころんside
『─────。』
何を言ってるの?
聞こえないし見えにくい、
でも少し背の小さい男の子が笑顔で何かを言っているのは分かった
──────────
パチッと目を開き左を向く
そこにはまだ夢の中にいるであろうなーくんがいた
こ「かわいい」
頭を撫で、もう一度寝ようとしたんだけどあの男の子が気になって眠れない
夢であの男の子に会うのは別に今回が初めてじゃない
でもいつも笑顔で何かを喋っている所で目が覚める
天井に向けて手を伸ばし「なんなんだったろ」そう呟くと隣から
「ころ、ちゃ、ん?」
まだ眠そうな寝起きのなーくんが話しかけてきた
こ「ごめん起こしちゃって」
な「ううん。大丈夫」
そう言って僕にぎゅっと抱きついてくる
ん、?花の香り?
こ「なーくんなんか付けてる?」
な「いや、何も付けてないけど、、変な匂いする?」
なんてクンクン匂いを嗅ぎながら言ってくる
な「あ、でもボディーソープ変えたからそれかな?ころちゃんの嫌な匂いだった?」
こ「いやいい匂いだから好き。でもなんだろうすごい懐かしい匂いがするんだよね」
昔、どこかで嗅いだことがあるような、、
その時何故かあの男の子の姿が頭に出てきた
よく見ると周りは一面の花畑
真っ白で綺麗な花…
あれ?どこかで見たことあるような、
な「ころちゃん?」
こ「んぁあごめん考え事」
な「俺もねこの匂いなんでか懐かしくなってついつい買っちゃったんだよねw」
『ねぇ、君の名前はなんていうの?』
『───か、いい名前だね!』
『僕は────!』
なにこの記憶、夢でも見たことない
しかも何故か名前の所だけよく聞き取れない
な「俺たち2人してこの匂いが懐かしいなんて運命かもねw」
なんて冗談ぽくなーくんは笑いながら言った
そして
『「俺(僕)、幸せだよ!」』
…………そう言うことねw
なーくん、僕達は本当に運命なのかもしれないよ
終
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