アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
その歪みはなんでしょう
-
「んっ…ふ…ぅ、…」
先程の激しいピストンとは真逆の緩い振動が、逆にペニスに熱を込めさせた。拘束具のせいで身体を動かせず、熱が中々逃げていかない。部屋はとても静かで、自分が動く度にベットがギシギシという音を立てるのと、バイブの振動音だけだった。じれったい。奥まで激しく突いて欲しい…。いつの間にかそう考えている自分がいて、恐ろしくなった。しかし快楽には逆らえず、少しでも熱を逃がすために俺はシーツに自分のペニスと乳首を当てがって、激しく擦っていた。
「んあっ、ん…はっ…、あっ、ん…」
乳首もペニスも擦っただけでとても気持ちが良くて自分で辞めることが出来なくなっていた。腰がカクカクと揺れ出す。
「んんんっ、あっ、!あんッ!」
自分の快楽を追い求めることに夢中になっているあまり、翔吾が部屋に戻ってきていることに、声をかけられるまで気が付かなかった。
「悠ちゃん?気持ちいいの?」
驚いて身体がビクッと跳ねた。腰を振るのをやめて恐る恐る横を見ると、案の定ニコニコした翔吾が立っていた。
「快楽に従順なメス猫悠ちゃん可愛いね、エッチだね」
そう言って俺のバイブを抜いた。もう少しでイケるところだったのに…。俺は少し物足りなさを感じていた。
「悠ちゃんにもご飯持ってきたよ、ほら」
翔吾が手に持っていたのは魚肉ソーセージ。もう何をされるのか悟った俺は拘束具をガチャガチャと鳴らして逃げようとした。
「はっ、やめて!やめろ!これ以上やったら、俺はお前を許さないぞ…ッ!」
そう言ってキッと睨み俺の出来る1番の反抗的態度を取ってみせた。
「ん〜でもいいの?悠ちゃん、あの動画、残ってるよ?俺の方が上だよ?」
そう言って翔吾が見せてきた携帯電話を覗くと、その中で頬を好調させて恥ずかしいセリフを言っている俺の姿があった。こんな表情をしていたなんて…俺はショックを受けた。その姿はまさにメス猫と言われてもおかしくないほどにキスマークと噛み跡、それから汗と涙でぐちょぐちょな女の姿だったからだ。
「俺が飽きるまで、大人しくするのが賢明だよ?」
と言いながら翔吾は魚肉ソーセージを剥いて俺の口元に持ってきた。
「てことで、はい。フェラみたいに舐めて。まだ噛んじゃダメだよ。噛んだらまた、お仕置きするからね」
これ以上快楽漬けにされるよりも、早く楽になることを選ぼうと思い、俺はゆっくりとその魚肉ソーセージを口に含んだ。口から出したり抜いたりを繰り返す。
「ん、そうそう。もっとお口すぼめて。上手。喉奥使ってもっとほら。うん、そう」
言われた通りに続けた魚肉ソーセージは、俺の唾液でベトベトだった。
「よし、こんなもんか」
そう言って俺の口から魚肉ソーセージを抜き、それを持ったまま俺の下半身の方に向かった。嫌だ、翔吾はきっとこれを俺のアナルに…。そう考えているうちに、翔吾は俺の尻たぶをぐいっと掴み、片手で器用にアナルを広げて魚肉ソーセージを挿入した。
「んああッ!!」
「うわすっごい吸い付き。そんなにお腹空いてたの?」
「ちっ、ちが…ッ、んんッ!」
「違うって言う割にはこんなに美味しそうに食べてるよ?」
そう言って俺のアナルに魚肉ソーセージを出し入れさせた。こんなもので感じてしまう自分が酷く惨めで辛かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 52