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その歪みは恋かもしれない
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熱い。アナルの中で動くそれが、俺の身体を刺激する。前は尿道に何かを入れられて苦しい。
授業中、俺は快楽を必死に押さえ込んでいた。身体からは変な汗がぶわっと吹き出ていた。
(んっ…くそっ…)
俺は前の方にいるアイツを睨みつけた。
数十分前のこと。
「これつけて授業受けて」
そう言って翔吾が差し出してきたのはローターと尿道プラグ。
「はぁ!?ふざけんなっ!!」
俺は怒りで肩を震わせた。
「好き勝手するな!いい加減にしろ!」
「今回、これ我慢できたら、もう手出さない。約束する」
そう言った翔吾の顔は本気だった。
「…ホントにもう何もしてこないのか」
「うん、ホント」
もう手を出してこない、となればこんな風にトイレの個室に連れられて淫乱な行為に走らされることもなくなるだろう。俺は了解した。
「分かったよ。これで最後だ」
「うん」
そう言って翔吾は立ち上がって俺のことを抱きしめて、そのまま俺のアナルに指を入れた。クチュクチュとまだ濡れているアナルはいやらしい音を立てた。
「んっ…」
そして冷たい異物がぬるりと中に入ってきた。それを俺のアナルは簡単に咥えこんだ。
「じゃあ、前も入れるね」
「…っ」
尿道にこんなのが入るのか、と俺の心は恐怖に染まり、俺は目をギュッと瞑った。
「大丈夫、太くないやつにしたし、濡らして入れるから。」
そう言って翔吾はプラグを口に含んで、唾液を絡めた後、ゆっくりと俺の尿道にそれを挿入させた。思ったよりも痛くなかったが、前を塞がれたことで、快楽の逃げ場がなくなり、俺の下腹部は熱を込めた。
「ほら、入った。ん、可愛い」
そう言って頬を染めた俺の頬に優しくキスをして、ローターのリモコンを操作し出した。突然の振動に驚いた俺は嬌声をあげた。
「あっんッ!」
中で震えるローターが俺の身体を刺激する。その気持ち良さから俺の腰はゆっくりと揺れた。
「んっ…はぁ…」
息を漏らす俺を楽しそうに見ている翔吾はローターのスイッチをオフにした。安堵して俺はため息をつく。
「これで午後の授業何事もなく受けられたら悠ちゃんの勝ちだよ。俺がたまにこのリモコンで遠隔操作するけど、イっちゃダメだからね。前塞いでるからイクとしても女の子みたいに、だけど」
そう言ってクスッと笑って翔吾はトイレの個室の鍵を開けた。
「じゃあね、悠ちゃん。午後の授業楽しんで」
そう言って翔吾はトイレから出ていってしまった。幸い今は電源がオフにされていて、ローターの振動は伝わってこない。俺は異物感を感じながら重い足取りで食堂に戻った。
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