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その歪みは恋らしい
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それからどれぐらい経ったのか。
喘ぎ続けた声は枯れ、精液を出し続けた俺のペニスからはもうほぼ水のような薄い精液しか出なくなっていた。翔吾はバテる様子なく、俺へのピストンをやめることはない。外はすっかり明るくなり、休日といえど会社に赴く人達が動き出す時間になっていた。
「も、しょぉ…ちゃ…むり…でなぃッ…」
「ごめん悠ちゃん…まだ…」
「んあッ!やあッん!!」
ソファは俺と翔吾の汗や精液でベトベトになっていた。俺は肩で息をしながらされるがままとなっていた。窓から差し込む明るい光で浮ついた気持ちが一気に現実に引き戻される。
リビングに置いてあるソファ、今俺達がセックスをしているその場所は大きな窓のすぐ隣で、外から丸見えなのである。俺の顔は青ざめた。
「しょうごッ!!ダメッ!!!」
俺が大きな声で叫ぶと、翔吾はビクッと身体を跳ねさせてピストンを止めた。
「…悠ちゃん?」
「ここ、外から見えちゃう。もう朝だから。やめよ?」
翔吾もそう言われて気づいたのか、窓の方を見て周りが明るくなったことをようやく知った様子だった。
「ホントだね…でも…」
そう言って言葉を続けない翔吾は自分の下腹部を見ているようだった。翔吾のペニスはまだ大きいままで立派にそり立っている。我慢が出来ないから、という理由で明るくなった今もここでヤラれるのは困る。それだけは阻止するために俺は打開策に出た。本当はもう体力も喉も腰も限界だけど。
「じゃ、じゃあ…場所変えよ?なら…続けていいから。とりあえずここはまずいよ、な?翔吾」
俺がそうやって促すと翔吾はしばらく考えてパッと目を光らせるといやらしく笑った。嫌な予感しかしない。
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