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「美味い」
「「マジか……」」
「こいつの舌はおかしいんだ。」
ロメオは美味いと思うのだが、どうやら周りからの同意は得られないらしい。
(そーいや、ここに来る前は……)
そこまで考えて、自分がほぼ人と接触せずに毎日を過ごしていた事に気づいた。
煌夜と別離してから(仕事以外で)人と飯を一緒に食うなんてなかった。
本当に久しぶりだ。
「ロメオ、手が止まっているぞ。お前も明日から訓練だろ。早いところ食い終わって寝ろ。」
そう言いながらギルは席を立つ。
それを見た俺は猛スピードで飯を平らげ、レオとユキハに挨拶をし、ギルを追いかけた。
既視感。
(なんか毎回飯の後走ってねぇか?)
痛む横っ腹を押さえながら苦笑いをする。
その瞬間、横からものすごい力で引っ張られた。
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