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問題だらけの勉強会 14
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「ほら、口開けてくわえろ。」
先輩のものが俺の口に触れる。
気持ち悪い…
いやだ…
俺は、ぷいっと顔を逸らす。
「っ!!」
それにムカついたのか、啓介先輩は俺の髪を掴んで俺を再び先輩の方に向けた。
「いたっ…!!」
「いいから、早くくわえろ!!」
啓介先輩の大きな声に体が震えだす。
それでもくわえようとしない俺。
そんな俺を見た先輩は、俺の髪をものすごい強さで引っ張り上げる。
「いたっ…痛いっ!!」
「早くしろ。」
今までに聞いたことのない低い声。
その声の低さによって、どれだけ先輩が怒っているかがわかる。
相当怒っている。
「おまえがやらないって言うなら、また篠原にひどいことしてもいいんだぞ??次はもっとひどいことをね。」
「っ!!」
"篠原"
その言葉に反応する。
「ひ、ひどいことって…」
「そうだなー。退学になるくらいの問題を起こして、その罪を篠原になすりつける…かな。」
「なっ!!」
「あいつ、先生たちに嫌われてるからなー。俺が言ったら先生、すぐ信じるだろうし。退学にもしそうだよなー。」
「っ!!」
なんて人なんだ。
これが本当の啓介先輩の姿なのか??
じゃあ、なんで…
なんで、あんなに俺に優しくしてくれたんだよ…
なんで、生徒会長なんかになったんだよ…
なんで…
「夕貴。それが嫌なら、大人しく俺の言うことを聞け。」
「……」
俺が先輩の言うことを聞かなかったら、篠原がひどい目にあう。
たばこ事件よりも、もっとひどいことを…
でも、俺が言うことを聞きさえすれば…
篠原には何も害が及ばない。
「っ…」
「夕貴。」
先輩の呼びかけに俺は視線を下に持っていく。
そして、震える唇をゆっくり動かした。
「…先輩。」
「なんだ??」
「俺の言うことも聞いてもらってもいいですか…??」
「おまえが大人しく俺の言うことを聞いてくれるならな。」
「わかりました…。」
俺は大きく深呼吸をする。
頭の中に思い浮かぶのは篠原の姿。
ごめん、篠原…。
ごめんな…。
罪悪感と情けなさがどんどん積もっていく。
俺はそれを押しのけるかのように先輩を見上げた。
「先輩の言うこと、聞きます…。聞くから…篠原には何もしないでください。」
「わかった。」
その言葉とともに再び先輩のものが俺の口に触れる。
俺はそれを自らくわえた。
「んっ…」
口に入れたことがない俺には、本当に吐き気がするほど気持ち悪い行為だった。
先輩のそれは、俺の口内でドクドクと脈を打ち…
どんどん硬くなって、大きくなり…
変な感触がする。
そして、くわえられて興奮したのか、先輩のものから先走りが溢れ出す。
その先走りの味や臭いに吐きそうになり、思わず先輩のものから口を離そうとしたが、先輩ががっしりと俺の髪を掴んでいるため、離れたくても離れられない。
くわえているだけで精一杯だ。
「おい、夕貴。くわえてるだけじゃなくて何かしろよ。」
何かしろと言われても、フェラが初めての俺には何をすればいいのかわからない。
「何かって…何をしゅればいいんでしゅか??」
くわえたまま話したため、変な言葉遣いになってしまう。
それですら、先輩を興奮させてしまったらしい。
先ほどよりも、すごい量の先走りが溢れ出す。
「じゃあ、俺が教えるから、その通りに動け。」
俺は、コクっとゆっくり頷いた。
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