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問題だらけの勉強会 18
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「一本入ったぞ。」
「…ぇ。」
先輩の満足そうな声。
その声は、今の俺には悪魔の囁きに聞こえる。
「じゃ、動かすぞ。」
「まっ…ひゃあ!!」
俺の中で動き出す先輩の指。
でも、無理矢理入れたため、狭い俺の中では、なかなか動けないでいる。
「くそっ。夕貴、力抜け。」
「む…りっ!!…でき、ない!!」
「あーもう…。じゃあ、仕方ねーな。」
「やっ、先輩!?」
先輩は、また大量のローションを俺の穴に塗り、くちゃくちゅと水音をたてながら、肉壁を押し広げて、無理矢理俺の中を掻き乱す。
「いたっ、痛い!!や、いや…!!」
「大丈夫。すぐ気持ちよくしてやるから。」
「おねが…も、やめっ…ひゃあ!!」
「!!」
「…ぇ??」
なんだ、今の声…
「みーつけた!!夕貴の良いところ。」
ニヤリと笑みを浮かべた先輩はその部分ばかり責め始めた。
「ひゃあっ…や、だめっ!!」
「そんなにいいのか??すっげー締め付けてくるぞ。」
頭が麻痺した感覚。
今までにない快感。
何も考えられない。
頭がおかしくなりそうだ…
「あっ、あぁ!!や、めっ…!!」
声が止まらない。
抑えられない。
感じたくない。
それでも、感じてしまう。
「あっあっ!!せ、ぱい…お、かしく…なるっ!!」
「かわいいなー…。」
うっとりした声で囁く先輩。
指の動きは速さを増す。
「せ…ぱい!!も、やだっ!!」
「何言ってんだよ。感じてるくせに。」
感じたくて感じてるわけじゃない。
こんなこと、やりたくてやってるわけじゃない。
いや、先輩とはこんなことしたくなかった。
啓介先輩は俺の憧れで、頼れる人で…
だからこそ、啓介先輩とはいい先輩後輩の関係でいたかった。なのに…
なんで…なんで…!!
「な…んでっ!?」
「あ??」
先輩の指の動きが止まる。
一気になくなった快感にどっと疲れが溜まった。
「な、んで…こんな、こと…する、ん…ですかっ??」
肩で息しながら、少しずつなんとか言葉を繋げて先輩に伝える。
「俺、は…先輩とは、こんな、こと…したく、ないっ。」
「っ!!」
先輩の顔が一瞬歪んだ。
でも、すぐに不気味な笑みを浮かべる。
「ホント、夕貴はドがつくほどの鈍感だよな。」
「なっ!!」
「ここまでしてるのに、まだ俺の気持ちわかんねーの??」
「わかるわけ、ない…じゃない、ですか!!」
「ふーん。じゃあ、今からじっくり教えてやるよ。」
再び動き出す先輩の指。
そして、再び襲ってくる強い快感。
「あっ、やめっ…ひゃあっ!!」
「俺はね…ずっとおまえだけを見てきたんだ。」
「やだぁ…やめっ!!」
「おまえを傷つける奴には、いろいろ罰を与えた。タイヤをパンクさせたり、靴を捨てたり…ね。」
「やっ!!も、やめっ!!」
快感に堪えるのに精一杯のはずなのに…
なぜか、自然と先輩の言葉が耳に入ってきて、脳に伝わっていく。
「おまえを襲おうとした先生もいたなー。覚えてるか、夕貴。」
「や、んぅ…!!あっ…あぁ!!」
「そいつにはね、テスト紛失事件をしたんだ。おかげで、その先生クビになってさー。あれは、ホントおもしろかったな。」
「んんぁ…く、るってる…あぁ!!」
「は??」
「せ、ぱい…は…んん!!くる…てる…あぁ!!」
「は、何言ってんの??これは、全部おまえのために…」
「お、れは…こ、なこと…んんっ…され、ても…あっ…うれ、しくないっ!!」
「っ!!」
薄く開いた目から先輩の顔が見える。
このときの先輩は、なぜか一瞬泣きそうに見えた。
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