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最悪な出会い 12
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「…え??」
「まさか、これが男同士のセックスだと思いました??」
「い、いや…」
これが違うなら、男同士のセックスってなんなんだよ…
「男同士のセックスはね…」
篠原の手がだんだん俺に近づいてくる。
そして、俺の穴に触れた。
「ちょっ!?どこ触って…」
「男同士のセックスはね、ここに俺のものを入れるんですよ。」
「…は??」
「先輩って、そんなことも知らなかったんですか??」
「知るわけねーだろ!!」
「まじですか。先輩、この学校では一番モテるのによく無事でしたね。」
こんな学校でモテてもうれしくねーよ。
「ま、いいや。無事だったから、俺のものになってくれるんだし。それに…」
篠原の顔や声色、雰囲気が一気に変わった。
「ここに俺のものを入れて、いっぱい突いて、先輩をぐちゃぐちゃにして…。先輩はどんな顔をするのかな…??どんな声で喘ぐのかな…??」
「っ!!」
篠原の色っぽいその声を聞いた途端、体全身に悪寒が走った。
「な、何言って…」
「大丈夫ですよ。今日は何もしませんから。でも…」
篠原は俺を抱きしめる。
「今度はわかりませんよ??だから…覚悟していてくださいね。」
篠原は俺を抱きしめながら、耳元でそう囁いた。
だけど、俺にはその言葉ではなく、その抱きしめられた温もりや、俺を抱きしめる腕の優しさを嬉しいと感じてしまって…
いやなのに…
あんなこと言われていやなのに…
この温もりや腕が好きだと思ってしまう自分がいたんだ…
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