アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
最悪な出会い 13
-
「はぁ…」
俺は深いため息をついて、ベッドに倒れ込んだ。
あれから俺は…
「俺に…な。」
「え??」
「俺に触るなー!!!!」
俺は、篠原の胸を思いっきり押して、自分から離した。
ドンッ
「いってー…」
押した力が強かったのか、壁にぶつかったらしい。
「この…バーカ、バーカ!!」
俺はそれだけ言い残して、空き教室を後にした。
寮に戻って冷静に考えてみれば、なんてバカなことを言い残したんだろう…バカなのは俺じゃん…なんて思ってしまった。
ピーンポーン
部屋のインターホンが鳴った。
まさか…あいつ部屋まで来たんじゃ…
そんな考えが頭をよぎる。
が…
「夕貴ー。いるんだろう??」
「孝太??」
俺の部屋に来たのは孝太らしい。
それがわかると、すぐに部屋のドアを開けた。
「どうした??」
「ちょっと話があって。今、大丈夫??」
「あぁ。」
俺は、部屋のドアを大きく開けて、孝太を中に入れた。
孝太は部屋に入るとすぐに孝太お気に入りのソファーに座る。
「やっぱこのソファーいいよな…」
「それ、何回目だよ…。で、話って何??」
「あぁ…おまえさ、あいつと何話したの??」
「え??あいつって…??」
「篠原柊だよ。」
今、その名前を聞きたくなかった…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 147