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最悪な出会い 15
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そして、現在。
「おはよう、夕貴せーんぱい。」
あいつが俺の目の前にいる。
「なんだよ、朝っぱらから…」
「あれ??昨日のこと忘れたんですか??あーんなことしたのに。」
「ちょっ!?デカい声出すなよ!!」
はぁ…と俺は深いため息をついた。
つか、忘れられるわけねーじゃん。
あんな最悪な出来事…
「おまえ、昨日生徒会室に来たらしいな。」
「うん。だって、先輩と約束したし。」
「約束??」
「そ。生活態度をちゃんとするって。だから、ほら。今日はちゃんと制服着てきたんですよ??」
そういえば…
全然着崩してないし、ちゃんと制服を身にまとってる。
「そっか。よかったよ、ちゃんと俺の言うこと聞いてくれて。」
「うん。だからさ、先輩もちゃーんと俺の言うこと聞いてくださいね??」
「え??」
篠原は俺の耳元に顔を近づけて、こう言った。
「先輩は俺のものですよ??」
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