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ドキドキ文化祭 03
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篠原のところに行くと、やっぱり怒っていて…
怒った顔も間近で見ると、すごい迫力だった。
「…。」
篠原からは全く口を開く気配がないので、俺が話し始めた。
「なんだよ。用件があるなら早く言えよ。俺、文化祭の準備で…うわっ!!」
すると、急に腕を引っ張られた。
「ちょっ、どこ行くんだよ!?」
「いいから、黙って着いてきてください。」
「は??」
俺は、篠原の態度に気に食わなかったが、篠原から腕を掴まれたまま、言う通り着いて行った。
そして、連れてこられた場所は…
「ここって…。」
「先輩も覚えてたんですね。」
忘れるわけがない。
てか、いやでも忘れたい。
俺が連れてこられた場所は、あのいやな思い出たっぷりの空き教室。
「なんなんだよ、こんなとこまで連れてきて。」
「先輩さ、気をつけてくださいね。」
「は??」
「さっき、先輩のところに来た後輩、ほぼ全員先輩のこと好きですよ。」
「…は??」
いやいや。
ありえねーだろ。
「何言ってんだよ。そんなわけ…」
バンッ
すると、すごい音が耳の両側から聞こえた。
篠原の腕が俺の両側の壁についている。
「ホント、鈍感ですね、先輩って。ま、そういうとこもかわいいんですけど。」
「なっ!!いいから、そこどけよ!!」
「嫌です。先輩には誰のものかもう少しわからせたほうがいいですね。その体に…」
すると、篠原の手が俺の体に触れた。
そして、器用にネクタイやボタンをはずしていく。
「し、篠原!!やめろって!!」
俺の声を無視して、どんどん服を脱がしていく。
いつもなら、俺が拒否すればやめてくれた。
でも、今は何を言ってもやめてくれない。
…怖い
そんなことが頭をよぎった。
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