アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ドキドキ文化祭 19
-
「終わったー!!」
「後夜祭だー!!!」
やっと、文化祭が終わり、一般の人は学校の門をくぐって帰宅していき、生徒達は自分達のクラスの片付けなどに入った。
そして、残るは後夜祭。
「夕貴、おつかれ。」
「孝太…。おつかれ。」
孝太は「はい。」と言って、俺に缶ジュースを渡した。
「さんきゅー。」
俺はちょうど喉が渇いていたので、缶ジュースを飲んだ。
「今日は、おまえばっか働いてたな。」
「ははは。でも、なんだかんだ言って楽しかったよ。全然周れなかったけどね。」
すると、「「「「「夕貴!!!」」」」」と、俺の耳にたくさんの声が聞こえた。
目の前には、クラスメイト。そして、真ん中には委員長。
「今日は、ホントありがとう。おまえがいてくれたおかげでこんなに儲けたよ!!」
ははっ、やっぱ金かよ。
「あと、悪かったな。」
「え??」
「休憩とかあげれなくて…。」
「いいよ。俺も楽しかったから。」
「夕貴ー!!やっぱおまえがいてくれてよかったよー!!」
そう言った委員長は俺に勢いよく抱きついてきた。
「委員長、苦しいよ!!」
「あ、ごめんごめん。」
俺がそう言うと、委員長はすぐに離れてくれた。
「あとは、総合優勝を狙うのみだな!!」
「え、それも狙ってたの??」
「あたりまえだろ!!賞金もあるし!!何のためにおまえをフル活動させたと思ってんだよ!!」
ははっ…まじかよ。
「ま、でも取れるんじゃねーの??俺らのクラス、すっげー行列だったし。」
「だよなー!!」
「もし、総合優勝したら、夏休みクラスみんなで出かけない??」
「お、いいねー!!」
クラスは優勝したと大盛り上がりだ。
そんな光景を見ると、「いろいろと忙しかったけど、文化祭、やってよかったな…。」と思った。
「おーい、夕貴!!写真撮るぞ!!」
「あぁ!!」
それからは、みんなで集合写真や友達と写真撮ったりと、クラスの時間を楽しんだ。
いろいろと忙しかったけど、楽しい文化祭は幕を閉じた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
34 / 147