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俺以外にそんな格好見せるな
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※さとりーぬです
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【さとみくん視点】
最近俺の彼女が、俺と付き合ってるっていってるのに
仕事が忙しいからって何度も言い訳して家を出る
しかも夜にだぜ???
真っ先に疑ったのが『浮気』だった
もしかして他の男に浮気してるのか??って思うと怒りが込み上げる
しかも毎回家を出る前に良い香りがする香水を念入りにかけていた
その様子が他の男に会うみたいにイキイキしてた
俺と同棲してるっていうのに
夜の仕事が絶えないし、
帰ってくるのもはやくて1時で
おそくて3時に帰ってくることもある
これってやっぱり浮気だなと思い俺はその恋人である『莉犬』にまた聞く
さ「また仕事……?こんな時間におかしくない?」
り「おかしくないよ〜、普通だよ!アハハッ 」
そう言いながらまた香水を念入りにかけてる
昨日とは違う香りの香水だ
もう香水はうんざりだよ、、、、
さ「つーか莉犬は何の仕事してるわけ??」
り「えっ…ええ?ただの飲食店の仕事だよ〜!」
り「じゃあ、行くね!」
さ「おい、ちょっと待て」
俺はガシッと莉犬の腕を掴んだ
莉犬は驚いた顔でこっちに視線をおくる
り「な、なに??」
さ「この服なに、露出度やばくない?こんな姿俺以外に見せていいと思ってるの?」
り「そんなのいつもと同じじゃん!ばかぁ…!」
り「っ……だから離して!今から仕事なんだってばぁ…!」
さ「いや、まだ離さないから。新しく服買ったの?なんかやけに高い服じゃない?」
さ「そんなオシャレして外出るなんて……どうせ浮気でしょ…」
り「は!?だからちがうって…!!仕事ってさっきから言ってるじゃん!」
さ「っ………」
莉犬はそう言って俺の腕をほどいた
これはガチでキレてる……
こんな姿一度も見たことがない
なんでこんなんで怒るんだよ、、、
俺は今から莉犬と出会う男に怒りしか湧かない
り「ほんとにしつこい、もう行く!!」
さ「ちょっ………おまえ!」
俺は最後に莉犬を呼び止めたけど振り返る姿はない
行ってしまった。。。
俺はそんな莉犬を尾行することにした
少し変装し莉犬の後をつけてくといかがわしい街で有名な『歌舞伎町』がみえてきた
莉犬は俺には見せないであろう
色気づいた歩き方でその歌舞伎町の道をすんなりと歩いてゆく
風俗・キャバクラ・ホストの集まりがやばすぎる
莉犬が歩いてると誰かに呼び止められてた
ギャルっぽい巨乳の女の人3人くらいに話しかけられていたが
1分ほどでその3人は去っていった
スカウトなのかな??とか思いながら俺は尾行を続ける
歌舞伎町を歩き始めてから10分で莉犬は足をとめた
その莉犬の目の前には明らかにホストとか風俗に似てる店が見えた
え、ここにはいんの??え??そういう趣味あんの?
めちゃくちゃ疑ったけどすんなりと莉犬はその店にはいっていった
俺は2分ほど様子をみて店に入っていった
俺はなんとなくオーダーをして店の中に入った
これが莉犬の仕事なのか?
いや、まだわかんない。
ちょっと顔がいいイケメンな受付の人に連れてかれるまま店の中を案内された
ちょっとエロめなセクシーな雰囲気がするお店だった
でもキャバクラとかとは違くて女じゃなくて男しかいない
男がちょっといかがわしい格好しててぎゃくにちょっと気持ち悪いくらいだ
莉犬……どこにいるんだろ………
席に座らせられて人を指名してくださいと一言だけ言われた
俺は試しに言ってみた……
さ「この店で人気No.1の人呼んでください」
店「えっ、あぁ!少々お待ちください!」
店「………さん?今手空いてますか…?………はい、はい……あ、ありがとうございます」
さ「……………」
多分その人と話してるんだろう……交渉をしてるらしい…
別にここで遊びたいってわけじゃないけど適当にルールに従ってやってみた
店「あっ、今は手空いてないらしいですけど、あと5分くらいしたら来てくれますよ」
さ「あっ、ありがとうございます。楽しみにしてます」
店「その間まで僕と話してません??」
さ「えぇ……あ、まぁいいですよ」
店「お兄さんめちゃくちゃかっこいいですね、今日はなぜここにきたんですか?」
さ「あ、そうですか?笑 んーまあ…興味があって」
まあ……莉犬がはいってくとこを目にしたからはいってみただけなんだけど………
てかめちゃくちゃ丁寧に話を進めてくれるなあ
店「興味があったんですね!!ありがとうございます!これから通われる感じになりますかね?」
さ「あーどうだろ?あははっwww」
店「あはははっwww面白い方ですね〜」
店「にしてもお兄さんほんとにかっこいいですね、こんなにかっこいい人はじめて店に来たな〜w」
さ「ほんとっすか??なんか嬉しいですね、、」
店「あははっwww褒められるの慣れてますね?彼女とかいるんですか?」
さ「はい、いますよ」
店「やっぱり〜ww彼女いるのに何でここに?男の子とヤりたくなったんですか?」
さ「へ?ここって………」
店「え?この店は男の子とヤりたくなった人が来店するとこですよ♡」
やっぱりかぁ…………
でもここに莉犬がはいったのは確かだった…
気のせいなのか?
店「あ、そろそろ来ますよ!」
?「こんばんわ〜!えっ………」
さ「っ…………!?」
店「どうかされましたか??"莉犬"さん?」
り「さ、さとみくん………」
さ「り、、いぬ??」
店「こちらこの店人気No.1ボーイの莉犬さんです!どうぞ会話をお楽しみください」
そう言ってさっきまで会話してくれた人は去っていった
さ「おまえ、こんなとこで何してるの。」
り「さとみくんこそ……何でここにいるわけ……!?」
さ「莉犬の後をつけてたらここにたどりついたから……て、てか莉犬お前ここで働いてるん?」
り「っ………ちがう、いや…違くはないんだけど………ぇ…あ…(涙目)」
俺が問い詰めると莉犬は苦しそうな顔をする
その顔は悪意もなくとても正直な反応だった、俺はその反応をみて莉犬への見方が変わった
莉犬がこんないかがわしい店で働いてるなんて思ってなかったけど…
でもきっと莉犬ならなんらかの事情があんのかな……
り「さとみくん………ごめんなさい、もう嫌いになったよね俺の事………グスッ」
莉犬は訳の分からないことを言ってくる
嫌いになるわけないのに………
むしろ愛してるってのに……
さ「何があってこんな仕事してるの…?まず理由聞かせて………」
り「実は………」
り「俺、家庭の事情が上手くいかなくて……それで
お母さんが借金抱えてるんだけど、そのお母さんが3ヶ月前くらいに重い病気にかかっちゃって…
お父さんは俺が産まれる前に亡くなっちゃってて……だから
その借金をかえそうとしてこんなところで仕事をしてました……。
俺、別にこんなの興味無いんだけど、
この店だと1番手っ取り早くお金が稼げると思ったからこんなことしてました…。
ごめんなさい………自分のカラダまで売ってお金を稼いでるって言ったら
さとみくん絶対きらうっ……て思っててずっとこのこと言えなかった…。
ほんとにごめんなさい……ゆるしてくれないよね…(涙目)」
莉犬は泣きそうになりながらもすべてを話してくれた
正直他のヤツとえっちなことしてるって聞いたのは彼氏である俺の胸が痛んだ
でも莉犬は母親のためにここまでして頑張ってるなんてな…………
すごいなあ………
り「さとみくん………?」
さ「ちょっと感情的になっちゃったところもあったけど、全然許すよ。でも……」
り「でも……?」
さ「お仕置だよ…♡」
り「えぇ……(困惑)」
さ「だってあのえっちな莉犬を色んな人にみせてたんでしょ?これはもうお仕置しかないよね??」
り「はい……わかりました…」
さ「てことで周りの人の目が気になるから今からここ抜け出してホテルいこっか♡」
り「もぉ……怒られてもしらないよ!!」
そして莉犬と抜け出してラブホに直行した
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【莉犬くん視点】
非常にやばいです………
彼氏にやらしい店で働いてることバレてしまいました………
実はここ最近家庭の事情が上手くいかずこの仕事に就いて働いてました
結構稼げると聞いて働いてたら
そのことが彼氏にバレてて…………(´;ω;`)
あれは怒ってる……
だけど事情のことを話したらちょっと表情が優しくなった気がする。
だけどまだ怒ってるよこれ…………
『お仕置だよ?』
の言葉を投げかけられ今俺とさとみくんはラブホにいます……
抜け出しても『大丈夫でしょ♡』と言われてきたけど……
さ「ねえ」
り「ごめんね……さとみくん…?」
さ「俺以外にこんなえっろーい莉犬みせてたんだ?」
り「はぅっ……///…えっとぉ…ごめん…なさい」
不意打ちに耳を舐められ変な声を出してしまった
さとみくんの意地悪……!
さ「噂によるとあの店のNo.1ボーイだったらしいね?なんであんなに人気になってんだか…」
り「なんか…結構気に入られちゃったりして…
そのおかげで…お金もそれなりに稼げるようになったんだよね」
さ「ふーん…それじゃあ色んな男に進んで犯されてたりしてたの?」
さとみくんほんとに怖い質問しかしない……
答えるのもそれなりに怖いのに…
り「っ…………う…んと………………です」
聞こえないように小さい声で呟いた
さとみくんは当然の如く
さ「きこえない…ちゃんと言って、隠さないで」
と言い放った
り「ごめんなさい……ずっと男の人とえっちなことしてました。」
さ「………そっか。まあ理由はさっきも聞いたからわかってるけど、その人達とは最後まではやったの?」
とちょっと切ない顔で聞いてきた
り「店のルールで最後まではさせないようにはしてあるから、してないよ」
さ「そっか…ならよかった」
さ「てっきり中出しとかバンバンされてるかと思った…♡」
り「そんなぁ…!そんな疑ってたの!?」
さ「うん……まぁ、俺莉犬のこと好きだから…最近全然構ってくれなくて…寂しかった」
り「そっか…ごめんね、さとみくん。寂しい思いさせちゃって…」
さ「ほんとにごめんって思ってるならさ……」
り「え……?」
さ「あの仕事…やめてね。俺ああゆうの嫌い…だし。
お金とかに困ってるって言ってたけど俺がそのお金は払う……お金はいくらでも出すから」
り「…………さとみくん」
さとみくん…めちゃくちゃ優しい顔してる
俺のすべてを受け入れてくれる…
最高な彼氏だなぁ…
り「グスッ………ほんとにっ…ありがと……グスッ…グスッ」
泣くのを我慢できず最後まで耐えられなかった
さ「りいぬ……今までよく頑張ったな…」
さ「あとは俺に任せていいよ…いっぱい泣いて」
り「うぅ………ほんとに…ほんとにっ…ありがと」
さ「ううん…いいよ」
さ「莉犬……愛してるよ」
り「俺も…愛してる」
この後仲直りせっせしたのは俺たちの秘密ね♡
END
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色々と遅れてすいません…!
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