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コーヒーみたいにほろ苦い恋…? な×ジ
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※R表現無し
※全てフィクションです
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【ジェルくん視点】
俺には恋人がいる
メンバー内での恋愛に最初は躊躇あったけど、
今ではそんなに気にしてはいない
なーくんとは出会ってから少し経った頃
お互い両想いだということに気づいて交際することになった
だから付き合って約5年は経っている
なんだかんだいって変な喧嘩もないし
お互い大人だからそういう争いは滅多にない
そんななーくんとはラブラブだと思ってたけど…
ジェ「なーくん…お仕事大丈夫??」
な「ああ、うん。大丈夫、」
朝から慌ただしく準備をしているなーくんに問いかけたけどやっぱりこの反応。
なーくんは靴を履いて玄関のドアに手をかけた
な「じゃ、ジェルくんいってくるね」
ジェ「うん、いってらっしゃい!」
最近なーくんは朝から仕事が忙しくて俺といる時間がだんだんすくなくなってる
それから時間は経ち、
時刻は22時になってた
それまで俺は孤独の中、動画編集やらなんやらで1日をすごした。
ガチャッ
な「………」
ドアの開閉音が聞こえてすぐ玄関の方へ向かった
ジェ「なーくん、っおかえり…!」
な「…………うん、」
かなり仕事で疲れたのかくたくたになって帰ってきた。
ジェ「こんな遅くまで大変だったね…、えっと……」
な「もう寝る、」
ジェ「え…!ご飯食べないの?お風呂…」
な「食べてきたし、お風呂は明日でいい」
疲れていたせいか口調がなんだか荒っぽかった
まあ疲れているからしょうがない。
疲れてるからゆっくり安静にしてもらおう、と思い俺は寝室へ誘導した
ジェ「なーくん…スーツ」
な「あぁ、今から脱ぐ。部屋着用意してくれない?」
ジェ「うん。もちろん」
とパパっと用意したパジャマをなーくんにすかさず渡した。
なーくんの足手まといにならないように…
ジェ「なーくん、スーツは畳んでおくからそこに脱ぎ捨てていいよ。」
な「あっ、ありがと…」
細かい気遣いも怠らず…と心の中で思う
なーくんが着替え終わり、ベッドにはいり
俺はこう言った
ジェ「じゃ、おやすみなさい。」
な「うんぅ……」
〜翌日〜
カーテンの間からさしこむ陽の光に気づいて
俺は起きた。
気づいたら隣にはなーくんはおらず、
時計はもう9時を回ってた
なーくんからのLINEは1件もきてなくただ1人で
寂しい感情を噛み締めた
ジェ「なーくん……」
その日はすごく天気がよくてお散歩日和とニュースキャスターが言ってたのを覚えてたから
すこし近場の公園まで散歩しに行った
家族でピクニックしたりしてる人もいて、
なんだか微笑ましく感じた
自分は1人だけど。
普段はあまりしない読書もこんないい天気だとすすんでしたくなった。
ぽかぽかであったかくて読書もすすんで
気づいたらもう30分も経っていた
家のこともあるし早めに帰らなきゃと思い
読書を終わらせて家への岐路を辿る
ガチャッ
玄関のドアを開けたら
玄関スペースになーくんの靴があった
え!?おるん!?と思いリビングに向かって走った
ジェ「なーくん!!?」
な「あ、ジェルくんっ…」
な「この前言ってたあの資料って事務所に出しちゃったっけ?」
なーくんはスーツのままリビングで探し物をしてたそう
すごい焦ってる、表情でわかる
ジェ「いやぁ……俺はわからないっすね、、」
な「この前どこにやったっけ……」
全然頼りになれない自分がいてなんだか悔しい。
な「なんでこんなときに忘れちゃうんだろ……はあ」
ジェ「なーくん…」
な「ん?」
ジェ「この後また…事務所戻っちゃうんすか?」
な「うん。」
な「そんなことより資料ほんとに知らない??」
ジェ「ごめんなさい、こればかりはほんとにわかりません。」
ジェ「力になれなくてごめんなさい。」
こういうとき恋人だけど自然と敬語になってしまう。
な「……いや大丈夫。俺の起こした失態だから」
その後なーくんはそのまま家を出て事務所に向かった。
LINEがきて
『ごめん、書類事務所にあった💦』
とのこと。
あぁ…あってよかった…なんてほっとする
『あってよかったです。』
と送り、洗濯物に取り掛かった
1時間後、洗濯は終わりまたLINEを見てみたら
俺が送ったメッセージに既読をつけたままなーくんは何も送ってはこなかった
今夜も1人でご飯をつくり、得意料理でありなーくんの好物である『ハンバーグ』をつくった
料理は不得意だけど、なーくんのためって考えるとやる気をおさえられず衝動でつくった
思いのほか上手くいった
22時になり、なーくんを待っていたが
帰ってくる気配がない。
だから先に夕飯は食べた。
ここ最近2人でご飯食べたりすることすくなってきたなと実感してきた
時計は22:30をさしており
そのタイミングでドアの開閉音が聞こえてきた
ガチャッ
俺ははしゃいでなーくんの方へ向かって走った
ジェ「なーくん!おかえり!」
な「うん、」
ジェ「今日な!!!なーくんの大好物のh」
な「…もう寝る」
ジェ「え?ご飯……って」
な「もう食べてきた」
ジェ「え…でも今日はハンバーグつくったんだよ」
な「ごめん、そっちで食べていいよ」
ジェ「そ……っか」
あっけなく終わってしまった
もう冷めきったハンバーグをレンジで温めなおして
なーくんのためにつくったはずのハンバーグを口に入れた
お腹いっぱいだったからあんまり美味しいとは感じなくなりそのまま完食した
皿洗いをした後、なーくんが眠っている寝室へ行ってみたら
スーツは畳んで置いてあり、パジャマをきていた
やっぱり俺、、、足手まといになってるな
なーくんの頼りになれないし、仕事で疲れてるのに変なテンションで絡んじゃったりして…足手まといでしかなくて…今のなーくんに俺は必要ないのかもしれない。
仕事の邪魔してばかりで頼りになれない俺なんて
恋人である資格がないかもな…
そのまま俺も眠りにつき
夜が明けた
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