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コーヒーみたいにほろ苦い恋…? つづき…③
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つづきからです…🧡💜
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ジェ『僕と別れましょう。』
なんて自分から言ったくせに
本音を言うと別れたくない
バカよなぁ……笑
本当は
今まで5年間の交際期間が一気になかったことになるのはなんだか辛くて嫌で嫌で、、、
幸せだったのになぁ、、、
でもなーくんに訴える
ほんとは別れたくない。
だって、ずっとずっとなーくんとの思い出を大切にしたかった。
だけど………
な「……そっか。うん、わかった。今までほんとにありがとね、、」
予想してた倍よりも落ち着いてた
まるで、前から『俺も別れたかった』と言ってるように
ほんとは別れるなんて辛い。今までずっとずっと大好きだったのに、、、
ごめん、、、なーくんごめんね、、今まで
ジェ「…………………」
な「でもこれだけは教えて」
な「別れたい訳ってのを」
数秒間沈黙が走った
ジェ「なーくんこの頃すごく仕事頑張ってるじゃないですか。それで仕事忙しそうだから、俺も邪魔にならないようにってことで別れないとなぁって。」
お互いのために…なんて"綺麗事"で誤魔化す
辛そうな顔なんてやめてポーカーフェイスで
なーくんに訴える
な「…………」
ジェ「"ななもり"さん、」
ジェ「"ななもり"さんにお仕事がんばってほしくて…………これ以上俺が迷惑もかけたくないし…これ以上関係を荒らしたくないです。」
これは本音。
俺のせいでなーくんが思うように仕事が出来ない、それは事実。嘘偽りのないものだった
だけど"別れたくない"
どんだけ言葉を口に出しても別れたいとは思えない
な「………」
な「ありがとう、話してくれて。」
な「そうだね、俺も結構大事な時期だし…っ……お互いのことも考えて別れよっか。」
ジェ「はい…」
嫌だ。
嫌だ。
嫌だ。
引き止めてくれないの…?
なんてことを思ってしまうこういう自分のめんどくさいところも嫌いだ
同棲もずっと続くと思ってたけど、これが最後。
自分の荷物をまとめてる際、なーくんからプレゼントしてもらったものがたくさん出てきて
苦しくなった
本当は忙しいのになーくんも一緒に荷物をまとめるのを手伝ってくれたりした
最後の最後まで………
優しくされるなんて…もっと大好きになっちゃうじゃん
な 「よし、これとこれまとめれば終わりだね」
ジェ「ありがとうございます、」
な「…………………」
ジェ「???」
ジェ「どうしました?」
な「ごめんっ………トイレ」
一瞬なーくんの目から涙が溢れそうになってるような顔がうかがえた
でも気のせい。
ただ目にゴミがはいっただけだろう
な「ごめんね?」
3分ほどしたらかえってきた
ジェ「いや…大丈夫っすよ。」
ジェ「じゃあそろそろ俺行きますね。」
な「うん…………じゃあね」
ジェ「はい、さようなら」
な「元気でね」
となーくんは言い、
にこっと笑顔を見せ手をぎゅっと握ってくれた
なーくんの笑顔めちゃくちゃかわいい。
彼の大好きな表情のひとつだ。
そんな笑顔が脳裏にずっと残される
ガチャッ
ガシャンッ
ジェ「どっか引っ越さなきゃなぁ…笑」
お金ならたくさん有り余ってるけど、
なんだか気が起こせなかったから誰かの家にお泊まりさせてもらうことにしようと考える
ピッピッピッ
ある相手に電話をかける
プルルルル プルルルル
り『はーい!!』
ジェ「色々と終わったわあっ!笑」
といつもの自分を装って明るい声で現状報告
り『…大丈夫?なーくんはなんて?』
ジェ「なーくんは最後まで優しかった。
でもやっぱり俺とは別れてもなんとも思ってなさそうだった…」
り『そ………っかぁ』
り『無理しないでね、大丈夫?』
ジェ「スゥ…………大丈夫じゃなさそう…ッ」
涙を堪えながら話すと声が震えちゃって……
なんだか恥ずかしかった
り『そうだよね…こっちくる??さとちゃんところちゃんとるぅちゃんいるよ!』
ジェ「うん、いきたい」
り『じゃあ待ってるね』
ピンポーン
ガチャッ
り「いらっしゃーい!はい!あがって!」
る「あっ、ジェルくん!どうしたんですか?その大荷物は…」
ジェ「いやぁ、、別に笑」
こ「おら!!!ふい!」
さ「その攻撃は強いっっ…!でも??でもでも?」
こ「ぎゃあああああああああ」
さ「カッカッカッカッwwwwwwハーッハッハッ」
相変わらず元気でうるさいさところ
る「2人ともうるさいです〜」
なんだかこの感じ久しぶりだ笑
さ「あ、ジェルじゃん」
ジェ「よっ!」
こ「ジェルくんひさしぶり〜」
ところんはお菓子を口いっぱいに頬張りながら
挨拶をする
さ「あれ、どしたんその荷物」
まあまあな量の荷物を持ってただろうか。
疑問をもってさとちゃんが聞いてきた
ジェ「別に?笑」
なんて変に誤魔化したりして…
そしたら…
り「…………」
る「ジェルくんちょっといいですか。」
ジェ「え?ちょ、どういう…」
とるぅとに手を引っ張られ連れられる
こ「?????」
る「なーくんとどのような事が?」
ジェ「え??」
る「大体なーくん絡みなことはわかってます。」
ジェ「あ、あぁ笑ほんとるぅちゃん勘が鋭いなあ」
る「なーくんと何があったんですか?」
と真剣な眼差しでこっちを見つめるるぅと
ジェ「別れてきた。」
る「え??あんなに…ラブラブだったのに?」
ジェ「ラブラブっ…ちゅうか……うん。まあ別れた!ははっ笑」
る「そうですか。」
る「じゃあ、何も未練はないんですか?」
ジェ「まあ、、まあまあ、」
と嘘をついた
本当は別れた今でも大好きで仕方ない
る「じゃあ僕、なーくんのこと狙ってもいいんですよね…?」
ジェ「え?」
衝撃だった
る「僕、なーくんの事がずっと前から好きだったんです。その想いをこの5年間くらい背負い続けてました。ジェルくんという相手がいながらも…」
まさかるぅとがなーくんのこと好きだったとは…
る「まあ、もうしっかりと別れたなら…僕がなーくんのことを狙っても怒らないですよね?」
なんだか胸が締め付けられた
ジェ「………うん。ななもりさんとは…しっかりお別れしたし、うん。怒らないよ…」
る「よかったぁ…ごめんなさい。時間とって」
ジェ「ううん!全然…いいよ」
ほんとは全然よくなかった
なんだか悔しいし切ないし
何よりも他の人のものになるかも…
と思ったら不安で不安で仕方がない
さ「あ、2人とも戻ってきた」
こ「何話してたの〜?」
る「少しじゃれてただけです!」
こ「またるぅとくん、ジェルくんにビンタとか…」
る「ちがいますってえ!!!」
さ・り「wwwwww」
り「ジェルくん、言わなくて大丈夫?」
さ・こ「????」
ジェ「あぁ、うん。えっとーまあ真面目な話なんだけど…」
ジェ「ななもりさんと別れました!」
一気に沈黙がはしる
さ「ジェル…」
こ「ジェルくん…」
ジェ「まあ、それで明日打ち合わせあるじゃん?」
ジェ「気まづくならないように…して欲しいなって…笑」
る「僕がいつもの席代わってなーくんと話してますから気にしないで!」
ジェ「るぅちゃん、、ありがと」
さ「俺らも極力そういう話は触れないようにする」
こ「僕も!」
ジェ「2人とも…ありがと…」
り「ジェルくん…俺からもこれからジェルくんが頑張っていけるようにこれからは泊まらせたげる!」
ジェ「莉犬…まじありがと……ッ」
涙がいきなり込み上げてきた
泣きたくもないのに…別に別れを切り出したのが彼からって訳でもないのに…
自分からなのにな…
その日、さところるぅとが帰り、
その後莉犬は夕飯もお風呂ももてなしてくれた
俺にずっと寄り添って慰めてくれた
〜翌日〜
ピピピピピッ
ピピピピピッ
ちょっとうるさいアラームの音に目が覚める
ジェ「ん……うるさ…」
本能的に停止を押した
隣から静かな寝息が聞こえてきた
り「スゥ……スゥ…」
ジェ「り、りいぬ?」
俺のことを抱き締めながら寝ている莉犬
少々起きづらく感じる
り「ジェル……くん…」
俺の名前を口にする莉犬
不意にも少し可愛いなと思った自分にグーパンで殴りたい
ジェ「り、りいぬ?ごめんな?」
少し莉犬の体をどけてベットから起き上がる
そしてリビングのソファに座って
莉犬が起きるまでスマホを適当にいじって待つ
少し時間が経って…
り「ジェルくんおはよぉ…」
と莉犬は目を擦りながら挨拶をする
ジェ「おはよー」
り「ご飯何食べるぅ…?」
ジェ「あぁ、なんでもいいよ!」
り「俺、朝は食べない人だからさぁ」
ジェ「まじい!?だからお前そんなガリガリなんだよ…」
ジェ「もうガリガリ超えてカリカリじゃね?笑」
り「朝からうざい」
ジェ「wwwwww」
その後、莉犬は朝ごはんをパパっとつくってくれて
それを2人とも食べてから
今日の打ち合わせへの準備をする
To Be Continued……
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