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「っあ、い゛たっ!ぃっ・・・・だぃ、痛いっ・・・・・!!」
「ごめん、もう少しだから」
そう言うと、昴は俺のモノに触れて上下に擦り始めた。甘い感覚が全身を駆け巡り、自分の喘ぎ声に鼓膜が揺れる。
「あ、あっ!っぁ、昴っ・・・・すばる、ゃめっ・・っぁん!」
下半身から快感と痛みが同時に襲い掛かり、もう何がなんだか分からない。段々痛みさえ気持ち良くなってきて、感覚がおかしくなってきてるんだと思った。
そんな俺を余所に、少しずつ侵入してくる昴のモノ。前も弄られてるせいで後ろの締め付けが緩くなり、入りやすくなってるんだろう。
「昴、あっ!あ、ふぅっ・・・・ん!」
「・・・っ、もう少し・・・・、」
「っあぁ!あっ、昴!昴、あ、あぁあ、あ!」
自分の中の奥の方。そこに、何かが当たった。その瞬間、上からホッとしたような声が聞こえて。
「っ・・・・ん、入った・・・・」
あぁ、昴だ。
中に、昴が入ってる。
俺達、やっとこうなれたんだな。
「っ昴・・・・・、」
中で感じる昴の熱。ごめんね、と言いながら頭を撫でてくる大きな手の感触。
次に昴が言ったのは。
「ありがとう」
額を合わせながら、その五文字。
幸せ。
あまりに幸せで、胸が熱い。
「・・・昴、昴・・・・」
熱に浮かされて朦朧とする意識の中で、昴を呼ぶ。
「なに?」
昴は優しく笑って、返事をしてくれる。
「・・昴、・・・・好き・・」
好き。
「好き・・・好きだ、昴・・・・」
昴が、好き。
「うん、僕も好きだよ」
大好き。
「好き、昴・・・好きだ」
愛してる。
「うん」
愛してる。
「大好きだよ、海斗」
頬に暖かい涙が滑ったのと同時に、しとしとと雨が降った。
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