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――と、こちらもここまではまだよかった…のだと思う。
見た目の華奢な雰囲気をひっくり返すようなその有り余る性欲の強さのせいで、彼は一日に一回二回ぐらいのセックスではとてもとても満足できず。相手の精液を残らず搾り取る、まさにサキュバスかのように恋人の上で一日中あんあん言いまくることが日常茶飯事だった。
そんな奏多に、体力なら誰にも負けないぞっ☆ と豪語していた中学時代にできた年上の筋肉モリモリ彼氏でさえも
「……も、もう無理ぃ……ぜぇはぁっ…わ、悪いけど、奏多…お前のセックスに、ぜは…俺もうっつ、付き合えないぃ……」
と、屍寸前の状態で音を上げ。
月日の流れた今日この日。
結局また高校に入って新しくできた彼氏にも、その恐ろしいまでの性欲の強さゆえに
「…もう僕、奏多と付き合える自信がない…」と別れをきりだされ。
最後はほぼ奏多からの逆ギレの形で、恋人の幕を閉じることとなったのであった。
――そして、現在軸。
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