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『観賞≠戯れ』
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そんなこんなで
白葉の部屋で映画鑑賞です。
相変わらず無駄にでかいTVがあるんです。
式は嫌々と首を振ってたが
俺が連れてきた。無理やり。
え、だって多い方がいいじゃん。
別に怖くないよ。
怖くなんか。
俺が一番画面から遠いソファに腰掛けると
隣に式もやってきた。
「お前ら折角なんやから
前来い。」
こんのど悪魔めと思いながらも
画面の真ん前に座る。刹が右隣で
白葉が左隣。行き場を無くした
式は後ろから俺を抱き抱えた。
……つくづくこの体制好きだよね式って。
「せや、雨。」
「ん?」
「とびっきり怖いの借りてきたんや。楽しみやね。」
にっこり
いや、にやりと笑うこいつは
確信犯ですね。
超びびりなんだよちくしょう………!
ひっ……
うぁっ
ひいいいぃ
ムード出すために暗くした
部屋にはさっきから
俺の悲鳴が
うぉあ
「うるさいんやけど「ですけど」」
両脇から言われれば黙るしかないよね。
でもこれちょ、いきなりくるとか
こてん、
「ぴいっ……!」
ううあなんだよ式かよ…
突然右肩に重み感じたと思ったら
式が爆睡してました。
………重いなしかし。
全体重がが後ろにかかってる感じ。
物語もやっと半分位すすんだ時だった。
俺の太股をずっと触る変態がいる。
云わずもがな白葉だ。
全然気に止めないでいると
白葉の肩が俺とくっつき
密着される形にされた。
太股を撫でていた手が俺の
ズボンのボタンを外し
ジッパーを下ろすと
中央を何度も何度も擦り付けてきた。
「ちょ、白葉ッ…」
大ボリュームで
刹には聞こえないのを良いことに
この男は
更に行為をエスカレートさせる。
少し硬さを持った俺のそれを
直に触り
先端を捏ねたりくりくりしたりを
繰り返した。
咄嗟に俺は口を手で塞ぎ
声を押さえるようにしたが
びくりと体は反応してしまう。
「んー?」
それにより式が僅かに動いたが
どうやらまだ夢の中のようで
またすやすや寝息をたて始めた。
「ふぁっ」
安堵すると同時にふいに
先端を引っ掛かれ
大きな声が漏れる。
やばっ…
「白葉兄さん。やりすぎ。」
どうやら刹が白葉の手を掴み
止めてくれたようだが……
「途中で止めたら辛いやろ。
雨が。」
白葉は
先走りで濡れた手を
刹にひらひらさせるように見せつける。
暗闇であってもTVの光で
反射するそれが何であるかは
刹も理解したようで。
「………イきたい?レイ」
俺を真っ直ぐ見据え問う刹に
今の状況の危険性を感じたのは言うまでもない。
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