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『白葉という人』
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「ん、はぁ……」
さっきからもう何度目だろう。
声もカラカラで体も疲れてるのに
騎乗位から正常位と様々に変わりなお続く行為。
「し、らは……はやくっイって……」
さっきからイくのは俺ばかりで
白葉は余裕そうに突き上げてくるのがほんと腹立つ。
「はっ……んーんまだまだやで。」
ガツン、とまた更に奥に穿たれれば
つま先まで痺れが走る……
「あっぁ……もう無理……」
身体をぐったり預ければ
オレの足を肩にかけ再び正常位に戻り身体を密着させられる。
「ほなら……一緒に逝こか。」
その言葉と共に
奥を何度も刺激され呆気なくイった後に白葉もオレの中でイった。
ドロッ……と熱いものを感じながらもうだるい身体を動かすことは出来ずただただ肩で息をする。
「あー堪忍。中に出してもうたな。」
「んっ……や、まだ触んなっ…て」
「腹壊したらあかんやん」
ぐるりと内壁を掻くように
オレの中に出した白葉のものを
出してるようだが
まだ敏感なそこには出来れば触れて欲しくない……がこの男は聞くわけなく。
「んぁっあっ……」
ぴくぴくと体が跳ねるのを
おそらく白葉は愉快そうに見てるんだろうなと。
思いながらも自分の視界を自分の腕で覆って見ないようにした。
「あんましそない声出せばまた挿れてまうで……?」
そんな悪魔の囁きに初めて殺意が湧いた。
「死ぬっ……てかしねっ」
「おーおー口が悪い姫さんやねー。
さ、そろそろ起きんで?もう昼過ぎてもうた。」
はっ
まだ体きついから
むーりーーと足ばたばたさせると
見事に白葉の顎に直撃してしまったのはこの後の話。
―――――――――――――――――
おまけ
白葉side
『そういやなんで最近白葉血吸わないの。夜ずっといなかったから聞くに聞けなかったけど。』
いつだって
お前の血吸いたいと思うとる。
けど汚い人間の
女の血吸ったあとで
お前の綺麗なその血を
吸いたくないんや。
なんで人間の血吸わなあかんかって……?
長持ちするんやでこれが。
対して旨くもないから吸いすぎることもせん。
せやけど美味すぎる
お前の血を吸うんは
制御出来なくなるんや。
いつか吸い殺してしまうんじゃないかという……不安が大きくなってん……。
「なんて、言ったらお前はどんな顔するんやろな……」
お前の拒絶が こわい。
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