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素直になれない3(kyrt)
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キヨside▽
「気づいてないと思ってた?」
「は…?え…なっ何の事?」
必死に隠そうとしてるレトさん
反応が素直過ぎて可愛い
「ま…言いたくないなら別に良いけど」
頭を掴みグッと引き寄せる
「キヨく…ッ…!?」
レトさんが名前を呼び終わる前に口を重ねた
想像してたより柔らかい唇を味わう
「んっ……はぁ…ッん…」
少し抵抗してるのか…
頭を掴んだ手を離そうとしてきた
逃げられないように体も引き寄せる
「ッむ…ん…////」
レトさんの行き場のない手が
弱々しく服の裾を掴んだ
ゆっくり唇を離しレトさんを見つめる
耳まで真っ赤にしたレトさんは俺の服を強く握り少し震えた声で
「き…急に…何す…っ」
「したそうだったから」
「!?…ッ…」
弱く胸元を叩かれた
「キヨ君なんて…!!き…きら…」
「ん?」
「き…っ…」
「ちゃんと言わなきゃ分かんないよ?」
「…………ッ…もーッ!!」
俺の事を好きな人は分かりやすい人だけど
素直な人ではないようだ
「俺の事嫌い?」
「…………嫌い…じゃない…」
「じゃあ…何?」
「い…言わない…」
頑固だなぁ…ま、まだ先は長いし…
今日は良いかな…
「レトさん」
「…なに…?」
「大好きだよ」
「////………ッ!!」
いつか素直に伝えてくれるまで待つ事にしようかな
fin
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