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《那月》
嬉しい!
嬉しい!!
嬉しい!!!
まさか送ってもらえるなんて!!
そう言えば、お父さんとかお母さんとか友達とかとも歩いた事なかった。
人と帰る、って嬉しい。
ふふっ。
守谷さんと並んで歩く。
改めて背、高いんだ。
歩く速度も全然違う。
遅れそうになったら、小走りで追いつく。
それはそれで、楽しい!
守谷さんが、それに気付いて何にも言わずに速度落としてくれた。
何か幸せで……泣きたくなる……
あ……
もう着いちゃた……。
……守谷さん、ありがとうございます。
その晩、眠る時まで幸せだった。
ほんとに神様は見ていてくれるんだ。
だから、こんなラッキーくれた!
うん。
明日、また言ってみよう。
僕がしたんじゃない、って。
明日がダメでも、明後日も、その次の日も言おう。
大丈夫。
きっとみんなわかってくれる。
もしも……
もしもダメでも……スーパーに行ったら、運が良かったら守谷さんに会える。
あ……れ?
下半身が……??
何だろ……これ……??
????
何なの?
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