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生徒会室
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梓
よく分からないが、放送で生徒会室まだ来いと言われて 今扉の前にいる
トントン
「親衛隊隊長の椿 梓ですぅ〜放送を聞き、来ました〜」
「入れ」
「失礼しますぅ〜」
「会長様何の用でしょうかぁ〜?」
「あぁ 新入生歓迎会の時お前を指名しただろ それで今度の土曜日どこか出掛けるぞ!」
「え!は はい 分かりましたあ〜」
嘘だろ!出掛けるって言ったか!?
てっきり、生徒会の仕事一日中やらされるのかと思ってたのに…
ちょっと待て出掛けるってまさか二人きりなんて言わねぇーよな!
「か 会長様出掛けるってまさか二人きりですかぁ〜?」
「そうだか 何か問題でもあんのか?」
「い いえ 只 会長様と二人きりは恥ずかしくてぇ」
問題大有りだろーが何で俺が会長と二人きりで出かけなきゃ何ないんだよ!
まだ、生徒会の仕事一日中してる方がいい!
「で 本題なんがか お前は何処に行きたい?」
「え!会長様が行きたい場所で僕も大丈夫ですよぉ〜?」
「何処に行きたいか言え!」
何処に行きたいか…行きたい場所ならあるにはあるだけど… 偶には今の僕でも綺麗な場所に行っても良いのかなぁー
「景色が綺麗な場所」 ボソ
「あ! 何って言ったか 聞き取れなかったもう一回聞こえる声で言え!」
「景色が綺麗な場所が好きです」
「景色が綺麗な場所か…偶には良いかもな ん?お前 今普通に喋って無かったか?」
「え!か 会長様お疲れなんですかぁ〜僕はいつもとおんなじですよぉ〜」
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
焦った!何とか騙せたかな…
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