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声が聞きたい
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side雫
紬と途中まで帰った。
家の方向が一緒だったら良かったのに…
紬のこと好きになってから色んなことが起きた
デートもしたし、それに今日初めて名前で呼んだ
「…紬…紬」
( ゚д゚)ハッ!
何声に出してんだ俺//
恥ずかしぃ..
こんなに嬉しいことが沢山起きたのに
家に帰りたくない
家に帰れば現実に戻るみたいに感じるから
ガチャ
「…ただいま」
「って誰もいないか…」
晴(はる)は生徒会で遅くまで居ないだろうし、
親も仕事で当然いない、、
「静かだな…」
思えば家族の温かさなんて知らない気がする
幼稚園ぐらいまでだったかな、純粋でいられたのは
全然記憶にないけど、、
晴より俺は才能がないから仕方ないか
親に沢山反抗したし、晴とも口を全く聞かない
晴も喋りたくないだろうし、、
その後、晴が帰ってきた
晴「ただいま」
「.........」
晴「雫、おかえりぐらい、いいなよ」
いつからか接し方が分からなくなった
無視して自分の部屋に行った
自分の部屋が家の中で1番落ち着く
ああ、早く一人暮らしがしたい
空気が苦しい、紬に会いたい、話したい
プルル
気がつけば電話をしていた
紬「なぁーにぃ?どしたの?」
「いや、、ちょっと声がききたかったから//」
紬「さっきまで一緒にいたのに?寂しがりね。」
「//////っぅるさい」
紬「んふふ♡あっ!そういえば、今月末テストよね?
あたしバカだからヤバいのよね汗、確か雫は頭いいわよね?」
「まぁ、普通に出来る程度だけど」
紬「それで十分よ!明日勉強会しましょ!」
勉強会か…
好きな人とやるのはちょっと憧れる
しかも一緒にいる時間が増える
「いいよ!やろう」
紬「どこでやろうかしら?雫の家は?あたし行ってみたい!.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.キラキラ」
うっ…そんな目を輝かせられたら断れない
晴(はる)は明日遅かったはずだからいいかな
「いいよ。放課後一緒に帰ろう」
紬「勉強なのに楽しみなんて!うきうきするわ!」
「電話ありがと//また明日 おやすみなさい」
紬「おやすみ♡明日勉強頑張りましょ!」
ツーツー
勉強会か、楽しみだな
続く
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