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陛下との対面
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「皆よく来てくれた。今日は
日々の疲れを癒すがいい」
「ありがたく存じます」
陛下の挨拶が終わった後皇后陛下から
順に陛下への贈り物を渡していく。
民の代表として来ている明陽に
とって陛下の近くに行くことは
恐れ多いが非常に光栄なことだった。
「皇帝陛下、私は洋服屋を営んで
おります故、汗をかいた時などに
使える物をお作りしました」
箱の中身を見た陛下は目をキラキラ
させて、明陽に質問をした。
「これは見事な虎だ。私の干支を
刺繍したのだな。非常に質が高い。
後で褒美をやる」
「あ、ありがたきお言葉」
周りにいた重臣全員が明陽を見ていた。
皇帝陛下は誰一人褒めることが
なかった中で唯一褒美が貰えたからだ。
陛下は側近を明陽の所へ行かせ
式が終わり次第、ある場所へ
来させるよう指示した。
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