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「だいぶ柔らかくなったね。
久弥、そろそろ、いい?」
本宮の余裕のない声音に、桐島は頷く。
今から本宮と繋がると思うと、愛おしさで胸がぎゅっと締め付けられる。
「ん゙ぁ゙ぁっ…」
後孔から、本宮の指がずるりと引き抜かれ、入り口をめくり上げられ、全身に電流が走る。
ほぐれきったソコは、次の刺激を欲してヒクつく。
ぶちゅっ…ずちゅ…ぶちゅっ…
「ん゙ん゙っ」
本宮が桐島の後孔にローションを注入する。
桐島は、本宮と繋がりたい一心でその違和感に耐える。
やがて本宮が覆い被さってくると、待ちきれないかのように桐島は背中に腕を回した。
「ん゙ぁ゙ぁぁっ!!」
やや性急に、本宮のいきり立ったモノが桐島を貫く。
「樹さん!樹さん!」
久しぶりの挿入は、苦痛を伴ったが、それすらも桐島の快感を生んだ。
必死に本宮を抱き寄せ、キスを強請る。
あやすように与えられたキスは、すぐに荒々しさを帯びて、桐島の口腔を蹂躙する。
「…はぁっんっ…」
桐島を、苦痛と快楽が襲う。
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!
ガツンガツンと激しく腰を打ち付けられるたびに、桐島の後孔からはローションが溢れ出る。
「…ぃ゙っ…ぅ゙…」
あまりの激しさに、桐島の後孔はジンジンと痺れる。
少しでも苦痛を和らげようと、そして絶頂を求めて、桐島は自らの硬く張り裂けそうなモノを激しく扱き上げる。
ソレは既に先端から蜜を漏らし、ビクビクと天を向いていた。
最奥を穿たれ、入り口をめくり上げられ、前立腺を抉られ、桐島はほんの僅か残っていた理性を手放した。
「い゙ぃっ! 樹さん! もっと!
イっちゃう! ん゙ぁ゙ぁぁっ!」
「久弥、俺も! 一緒にイこう!」
本宮の声音も、もう限界を告げていた。
その声が、更に桐島を煽る。
「ん゙ぁあ゙っ! イ゙クッ! イっちゃゔぅ゙!」
本宮の腰が桐島の前立腺をグリッと激しく擦った時だった。
ドクンッと桐島がたっぷりの精を吐き出す。
「んっ! イクッ!」
同時に後孔がぎゅぅっと締め付けられ、本宮も果てた。
ドクッドクッ…
ゴム越しに、本宮の射精を感じながら、桐島は意識を手放した。
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