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登場人物
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鈴久名 恵愛(すずくな けいと)
『Mental connection』のvocal、作詞担当をしている高校三年生。
ファンの間では『喋らない天才ボーカリスト』と呼ばれている。
呼吸器系の持病を持ち激しい運動が出来ないことに加え、以前発症した突発性難聴により普段の生活では補聴器を頼っている。
絶対音感をもち、ライブ中は補聴器をとる為歌はほぼ感覚で歌っている。
姫宮 蒼司(ひめみや そうし)
後に『Mental connection』のkeyboard担当。
初めて恵愛の歌声を聴いた時に衝撃を受けた。
正義感が強く、持病や難聴を抱える恵愛をとても心配している。
ピアニストである母の元で小さい頃から鍵盤に触れ続けていた為、ピアノに関しては抜群の技術力と表現力を持つ逸材。
学年は恵愛の一つ上の大学一年生である。
上条 幸久(かみじょう ゆきひさ)
恵愛の昔馴染みで元『Like thunder』のvocal、guitar、作曲担当。
ある出来事がきっかけで恵愛とは疎遠になってしまう。
小さい頃から音楽に興味があり、才能ではなく努力で今の技術を手に入れた努力家。
二十六歳で、恵愛は弟のような存在。
千堂 智早(せんどう ちはや)
恵愛の親友であり、『Mental connection』のリーダー、guitar担当。
何かと恵愛の世話をしている世話焼き。
現在大学二年生で、高校三年生の時に当時高校一年生だった恵愛と出会い、その歌声に圧倒される。
宮内 弥斗(みやうち やと)
『Mental connection』のbass、作曲担当。
元のバンドではvocalをやっていた為結成時当初は耳の不自由な恵愛をvocal担当にすることを渋っていたが、恵愛の歌を聴いてから一瞬で虜になった。
『Mental connection』の最年長、二十四歳。
岸谷 悠治(きしたに ゆうじ)
『Mental connection』のdrum担当。
弥斗とは高校の同級生で音楽はほぼ未経験だったが、以前弥斗のライブを見に行った時の胸の高鳴りが忘れられず、自分も音楽の道を志すようになる。
身体が大きく中高大と様々なスポーツに手を出してきた為体力には自信がある。
早生まれなのでまだ二十三歳。
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